2011 年 11 月

回転ドラムの試作品が完成・曖昧だった2ハゼの確認・普通のカセットコンロでの珈琲焙煎

テスト | by 管理者
11月 29日 2011 年

先週、珈琲焙煎機関連でいろいろと報告したいことがあったのですが、別件で時間が取れずブログの更新が出来ませんでした。

大したことをやっていた訳じゃないんですが、先週ipodを買ったので手持ちの曲をすべてipodに移行していました。

当然、iTuneでプレイリストを作って曲の管理をするのですが、結構面倒くさくてブログの更新がおざなりになってしまった訳です。

別に珈琲焙煎機の開発をサボっていた訳じゃなく・・・・

ということで、今回はまとめて更新しますので話が長くなります。

ご容赦ください。

 

回転ドラムの試作品が完成

やっとパンチングメタルと蓋部分を溶接した回転ドラムの試作品が完成しました。

「やっと」というのには訳があって、暫く前にできあがったものはサイズが短すぎて作り直してもらっていました。

ことの顛末はこちらに書いてあります。

製品版で使用する回転ドラムはこの写真の回転ドラム(上)になります。

製品版で使用する回転ドラム

 

溶接部分ですが、かなりキレイに仕上がっています。

回転ドラムの溶接部分

 

実は、この回転ドラム、そこそこ重量があります。

コストや使い易さを追求したら薄く軽く作った方が良いのでしょうが、軽くすると回転ドラムに蓄熱されないため、珈琲豆を投入したときに急に温度が下がってしまい温度の回復に時間がかかったり、同様の理由から外乱を受けやすく炒りムラが発生したり、回転ドラムが熱で変形する原因になったりします。

珈琲焙煎機の重量が若干重くなりますが、趣味性の高い分野であるだけに、ロースト作業に支障をきたす程の大きな問題ではないので、使っていただける方には納得していただけると思っています。

ところでせっかく作った回転ドラムですが、火を入れて汚したくないので、今までどおりの手前に写っている汚れた回転ドラムを使ってテストを続けることにしますので、古いのを使っているって突っ込まないで下さいね。

 

 

2ハゼの確認

11月20日のブログですが、フードを付けた状態で温度管理して珈琲ローストしたときに、2ハゼの確認が曖昧だったにもかかわらず2ハゼを確認したことにして結果を公表しましたが、今度は2ハゼがはっきりと分かるまで加熱し続けてテストしたところ、ピチピチという2ハゼの連続音が確認ができたため、きっちりと20秒カウントしてから終了しました。

フードの無い状態で2ハゼから20秒もローストしたら珈琲豆が焦げてしまい、苦くてエグくて美味しくない珈琲になりますが、今回はコクがあって美味しい珈琲がローストできました。

このテストは天ぷらガードのフードを作成する前に終了していたのですが、忙しくてブログに掲載できませんでした。

遅くなりましたが、ここに掲載します。

 

この時の焙煎方法は前回と一緒です。

ブラジルサントス100g(水で洗った後湿ったまま)をロースト、フード使用、ガスのつまみ位置は弱、珈琲焙煎機の足の位置は中段

この珈琲焙煎機で室温から200度までの時間が7分~8分くらいかかる程度の火力で1ハゼまで加熱し、1ハゼが来たあと、コンロの火力調整つまみを回して1ハゼ時の温度をキープするように火力を調整しています。

 

時間(分) 温度(度) メモ
0 21
1 53.9
2 107.4
3 131.5
4 146.5
5 160.6
6 172.2
7 192.9 7分44秒後に200度になった為、珈琲豆を投入
8 ?
9 188.7
10 198.5
11 206
12 214
13 220
14 226
15 227
16 240 16分03秒後に1ハゼ開始、ガス圧調整し、温度コントロール実施
17 241
18 241
19 247 2ハゼ直前からジリジリと温度上昇、19分12秒後に2ハゼ開始
20

 

コレがローストした珈琲豆です。

ローストを完了した珈琲豆

 

これで開発中の珈琲焙煎機をイワタニの「炉ばた大将 炙家」でローストしたときの方法が確立されてきたと思います。

ところで、この焙煎手順ですが、この珈琲焙煎機とイワタニの「炉ばた大将 炙家」だけで使える手順であって、機種が違うと全くあてになりません。

その理由を次で説明します。

 

 

普通のカセットコンロを使用した珈琲焙煎

イワタニの「炉ばた大将 炙家」というコンロを使って珈琲焙煎のテストを行った結果、珈琲を美味しくローストするためにフードを被した方が良い、そして火力を絞って回転ドラムを火力から遠ざけるように回転ドラムの高さを調整した方が良いということが分かってきました。

つまり火力を弱くした上に回転ドラムから熱源までの距離を離すことになるので、そうでないときに比較すると熱が拡散されて回転ドラムの加熱ムラが小さくなるはずなので、普通の家庭にあるカセットコンロでも「炉ばた大将 炙家」と同じようにローストできるのではないかと考えるようになりました。

そこでテストを行ったところ、意外な結果になりました。 

 

いつものように珈琲焙煎機をセットしますが、今回はどこの家庭にもある普通のカセットコンロの上です。

普通のカセットコンロでの焙煎

 

1.とろとろの弱火でテスト

火力をこのくらいの弱火に絞ってテストすると、イワタニの「炉ばた大将 炙家」の半分の時間で200度を越えてしまうのでテストを中止します。

どうやら火力が強過ぎたようです。

弱火で焙煎

時間(分) 温度(度) メモ
0 20
1 98.3
2 165.1
3 181.5
4 196.1 4分で200度に達したため中止

 

 

 2.さらに火力を絞ってテスト

写真では分り難いでしょうが、今度はさらに火力を絞ります。

すると、火力を絞る前と同じように速い速度で温度上昇しますが、僅か3分後には190度くらいになって頭打ちになり、それ以上温度が上がりません。

今度は火力が弱すぎた!?・・・ナニが何だが訳わかめ。

さらに火力を絞って焙煎

時間(分) 温度(度) メモ
0 20
1 123
2 167
3 186
4 189
5 187
6 188 200度にならないため中止

 

これは、イワタニの「炉ばた大将 炙家」がU時バーナーであるため、回転ドラムを均一に加熱できるのに対して、テストで使用しているカセットコンロのバーナーの直径は僅か7cm程度の円形であるため、火力を絞って回転ドラムとの距離を離してもバーナーの真上だけが加熱されるため、過熱された部分の温度は早く上昇するのに対して、過熱されないところは温度が低いままであることが考えられます。

つまり回転ドラムに均一に熱が伝わっていないのではないかと思います。

どうやら回転ドラムから熱源までの距離を離せは熱が拡散されるという当初の予想が外れてしまったようです。

 

3.最終兵器、「落し蓋」(直径17.5cm)の使用

そこで100円均一に行ってこんなものを買ってきました。

直径17.5cmのステンレス製の落し蓋です。

「落し蓋」(直径17.5cm)

 

この落し蓋をコンロのゴトクに載せてから珈琲焙煎機を載せます。

落し蓋をコンロに乗せた写真

 

火力は落し蓋を使わなかったときに比べるとかなり強め(中火くらい)です。

このようにすると、コンロの炎が直径17.5cmの落し蓋を加熱し、その落し蓋が発する輻射熱が回転ドラムを過熱します。

よって、回転ドラムが広い面積の落し蓋からムラなく過熱されるので、ゆっくりと時間を掛けて回転ドラムの温度は上昇していきます。

 

落し蓋をコンロに乗せた焙煎

 

この方法で200度までの時間を計測すると6分46秒だったため、当初の目論見(7~8分)より若干早いですが珈琲豆を投入して珈琲焙煎開始しました。

200度までの時間が若干早かったため、火力が強かったと思ったのですが逆のようでした。

200度以降の温度上昇が緩やかで珈琲豆投入から15分経過しても1ハゼが始まらないので、若干火力をアップしたところ、まもなく1ハゼが始まりました。

後は今までと同様に1ハゼの温度をキープするようにローストを行い、2ハゼから20秒後にローストを終了しました。

試飲した結果、意外に長い時間ローストした割に変な苦味やエグミの少ない珈琲がローストできました。

 

ブラジルサントス100gを焙煎、フード使用、ガスのつまみ位置は中、珈琲焙煎機の足の位置は中段

時間(分) 温度(度) メモ
0 20
1 85
2 140
3 171
4 181
5 191
6 192 6分42秒後に200度を超えたため、珈琲豆投入
7
8 157
9 173 9分40秒後に200度
10 201
11 197
12 207
13 207
14 216
15 221
16 220
17 223
18 218
19 222
20 226
21 230
22 230 23分54秒後に1ハゼ開始
23 248
24 ?
25 252
26 245
27 27分35秒後に終了

 

1ハゼが始まるときの火力が足らなかったのでスタート時の火力の見直しが必要ですが、この方法であれば普通のコンロを使っても美味しくそこそこ美味しく珈琲をローストできます。

※ 「美味しく」と言っても焙煎方法が確立したイワタニの「炉ばた大将 炙家」でローストしたときの方が美味しいです。

ところで、イワタニの「炉ばた大将 炙家」であれば200度までの到達時間が7~8分、それに対して普通のカセットコンロで6分くらいに短くなるのは、すぐ上の写真を見ても分るとおり、普通のカセットコンロにはゴトクとコンロの間に大きな隙間が開いており、そこから冷たい外気が侵入したものと考えられます。

つまり、天ぷらガードを珈琲焙煎機に切り張りして隙間を塞げば簡単に対策できると思いますが、そこまでするならチャフの処理が簡単に出来るイワタニの「炉ばた大将 炙家」を手に入れた方が良いのではないかと思います。

今回の件で、同じ珈琲焙煎機を使ってもコンロが違うだけでロースト方法に工夫が必要であること、そしてイワタニの「炉ばた大将 炙家」と違った温度管理が必要ですが、美味しい珈琲をローストできることが分りました。

次回は、スタート時の火力の見直しを行って普通のカセットコンロを使用したときに、イワタニの「炉ばた大将 炙家」でのローストにどこまで迫れるのか検証したいと思います。

天ぷらガードでフードの再作成、結構良いかも!

テスト | by 管理者
11月 23日 2011 年

フードの作成

天ぷらガードでフードを作ってテストしてきましたが、突貫工事で作ったのでみっともなくて、かっこ悪い。

そこで、設計図を作ってもう一度フードを作成しました。

再作成したフード

 

再作成したフード その2

どうですか?

今までのと比べると全然良いでしょう。

天ぷらガードのお値段は2枚入って298円だったので、フード1個あたり150円、正味1時間の作業です。

天ぷらガードを油性のマジックで設計図どおりに線を引いて、はさみで切り取ります。

天ぷらガードから部品の切り取り

 

のりしろ部分を重ね合わせてホッチキスで止めます。

部品の接合

 

このフードのポイントはアルミ板(箔)を幾重にも折って強度を増している点です。

のりしろ部分を真ん中で折って、さらにもう一度折り込むと重ねあわせ面が8枚になるので強度がアップします。

強度アップの方法

 

今まで使用していた天ぷらガードのフードも見てくれこそ悪いですが、繋ぎ合わせ部分は2重に折ってあったので、しっかりしており意外に長持ちしています。

事実、5回くらい使用していますが、まだまだ使える状態であり、おそらく2桁回数は大丈夫と思います。

天ぷらガードで作ったフードを何回か使用して汚れたら換えるという使い方も良いかも知れないでですね。

今まで計測してきたMS8221CとAD-5605Pとの測定誤差

テスト, 温度計やコンロや小道具 | by 管理者
11月 21日 2011 年

今までデジタルマルチメーターMS8221CにK型熱電対を付けて回転ドラム内の温度を測定してきましたが、加熱途中で温度が急に下がったり、急に止まったりと怪しい動きをするので、国産の計測機器メーカーA&D製のT型熱電対温度計 AD-5605Pを購入して両者の測定温度を比較してみました。

念のためAD-5605Pの測定誤差をメーカーに聞いたところ、200度で±2.2度または±0.75%rdg の大きい方とのことなので、約5度くらい測定誤差があるようです。

言うまでもなく、中華製のMS8221Cより国産のAD-5605Pの方を信頼していますが、実際はどのくらい違うのでしょうか?

 

200度付近の温度の測定誤差

200度付近の温度

 

235度付近の温度の測定誤差

235度付近の温度

 

MS8221Cを使用して計測した珈琲豆を投入する温度が200度、同様に1ハゼが始まる温度は235度付近なので、この2つの温度でどのくらいの測定誤差があるのか確認します。

上で掲載した写真を見てもらえば分かるとおり、MS8221Cは200度・235度ともAD-5605Pより10度くらい高めに表示されているので、200度だと思っていた珈琲豆の投入温度は実際には190度くらい、135度だと思っていた1ハゼの温度は実際には125度くらいのようです。

過去、100度までの低めの温度帯においてMS8221Cはそこそこ正確だと思っていましたが、200度程の高温になると珈琲焙煎で使用するには無視できないくらい誤差が大きくなります。

次回はAD-5605Pを使って珈琲焙煎を行う予定です。

 

*** 記事追加 2012/01/16

100gの珈琲豆を焙煎することを想定して、MS8221CとAD-5605Pを使用して回転ドラム内の燃焼ガスの温度を1分ごとに計測しました。

結果、MS8221Cを使うことにしました。

上に書いた結果と違いますが、ことの経緯を以下にまとめました。

珈琲焙煎に使う温度計はどれが良い?

温度コントロールとコーヒーの味

テスト | by 管理者
11月 20日 2011 年

フードで回転ドラムを覆うようにしてから、コーヒーが良い具合にローストできるようになって来ましたが、それでも前回やったときに比較して少しエグイ感じ(雑味があるって表現するのか、喉にヒリ付くような感じ)がしたので、ハゼの温度を低くして改善されるかどうか、以下の2つの方法で検証しました

 

回転ドラム内の温度の測定

回転ドラム内の温度を測定しているところ。

 

1.コーヒー豆を200度で投入してからコーヒーのローストが完了するまで回転ドラム内の温度を200度一定のままキープする。

コーヒー豆を投入すると一時的に170度くらいまで温度が下がりますが、その後数分後に再び200度を越えてきます。

しかし、これ以上回転ドラム内の温度が上がり過ぎないように200度~210度の間に収まるようにコンロの火力調整つまみを回して火力を調整します。

実は、テスト前までこの方法が最も美味しくローストできるだろうと思っていましたが、その期待とは裏腹に一度もハゼが起こりませんでした。

それもそのはずで200度~210度に温度をキープしているにもかかわらず、炎の大きさが本当に小さくて、こんな炎で200度もあるのかと思うような感じだったので、ハゼが起こるには温度が低すぎたみたいです。

結局ハゼが無い為、ロースト終了のタイミングが分らず、これ以上続けても意味がないと判断し、コーヒー豆を投入してから35分後に中断しました。

ローストを完了したコーヒー豆(テスト1)

色は見てのとおり、ハイロースト~シティーローストくらい。

一応試飲しましたが、コクも香りも苦味もなく、これといって特徴の無い美味しくないコーヒーでした。コーヒー豆が古くなるとこんな感じかな。

 

2.コーヒー豆の投入は200度で行い、1ハゼまで火力調整なし、1ハゼが起こったときの温度を基準にして、それ以上温度が上がらないように火力を調整する。

試飲したところ、エグミがなくなり、すっきりしていて今までの中で一番上手くローストできたと思います。

しかし、若干ローストを終了するタイミングが早かったような気がするので、このまま前回と比較するのは乱暴かも知れません。

というのは、2ハゼの温度が低くなっているので、2ハゼが始まったタイミングが分かり難く、2ハゼが始まっていないのに始まったと勘違いした可能性があります。

よって次回もこの方法でローストして再テストしてみます。

 

 

ローストデータ

ブラジルサントス100gをロースト、フード使用、ガスのつまみ位置は弱、コーヒーロースターの足の位置は中段

このコーヒーロースターで室温から200度までの時間が7分~8分くらいかかる程度の火力で1ハゼまで加熱し、1ハゼが来たあと、コンロの火力調整つまみを回して1ハゼ時の温度をキープするように火力を調整しています。

時間(分:秒) 温度(度) 作業
0:00 25 コンロ点火、弱火
1:00 78
2:00 106
3:00 141
4:00 160
5:00 164
6:00 179
7:00 183
7:35 200 コーヒー豆投入
8:00      ?
9:00 168
10:00 170
11:00 176
12:00 180
13:00 182
14:00 186
15:00 193
16:00 203
17:00 202
18:00 216
19:00 226
20:00 232
20:38 240 1ハゼ開始、この時点から火力の調整開始
21:00 242
22:00 240
22:06 241 1ハゼ終了
23:00 237
23:12 237 2ハゼ開始
23:32 237 2ハゼ開始から20秒後終了

 

ロースト終了後のコーヒー豆です。

ローストを完了したコーヒー豆(テスト2)

色は見てのとおり、ハイロースト~シティーローストくらいですが、前回より若干色が薄いです。

溶接仕様の回転ドラムの大チョンボ、サイズが合わない。

焙煎機の試作 | by 管理者
11月 19日 2011 年

溶接仕様の回転ドラムのサイズが合わない

 

回転ドラムを溶接して一体構造にするため、業者に加工をお願いしておりましたが、本日出来上がってきました。

回転ドラム

コレですって紹介したいところなんですが、大失敗

箱を開封して持ち上げた瞬間妙に「軽いな!」っと違和感を感じたのですが、その感覚は正しかった。

回転ドラムの大きさの比較

2つ並べてみれば分りますね。

今回作成した左側の回転ドラムは従来の右のものに比較して長さが短く出来上がってしまいました。

当然、使い物にならないので、加工元に電話して真相を聞いたところ、額縁の長さ(パンチ穴から板の端までの長さ)を短くするときに、パンチ穴の列を増やして調整するのではなくパンチングメタルの短辺の長さを短くして調整したとの事。

パンチングメタルの短辺の長さを短くする指示を出していないのにって、今更文句を言っても仕方ないので、急いで作り直してもらうようにお願いしました。

 

 

温度計発送の案内

ヨドバシから中心温度計(熱電対がステンレス管に覆われたタイプ)の出荷案内がありました。

在庫切れ商品でしたが、意外に早い出荷になりました。

 

ヨドバシ・ドット・コムをご利用いただき、ありがとうございます。
ご注文商品を出荷いたしましたので、ご連絡させていただきます。

・・・・・・略・・・・・・・・

【今回出荷させていただいた商品】
********************************
・「AD5605P [中心温度計]」
  1 点 3,780 円
・配達料金:  0 円

【配達について】今回の配達担当:ゆうパック

フードを付けて3回目の珈琲焙煎

テスト | by 管理者
11月 17日 2011 年

以前、以下のコメントを頂いたことがあるのですが、その当時はフードがあることにより煙が発生して珈琲にコクが出ると思っていたので、凄く勘違いしていたことが分りました。

>本体のカバーは有る方が良いです。焙られている部分と外れた場所の温度差があり過ぎると、味に、コクが無くなります。
>バーナーもストレートがやはり良いですよ!此れも、位置によって味、薫が明確に違ってきます。
http://www.trend-ai.com/blog/?p=2198#comment-444

 

今まで2ハゼが始まったらすぐに焙煎を止めていましが、これはフードが無かったため、これ以上加熱を続けると珈琲豆が焦げて苦くなり、さらに喉がひりつくようなエグイ味になるからです。

しかし、今回フードを付けて焼いたときに、2ハゼが始まってから20秒後に止めましたが、今までのように苦くないどころかコクがあって美味しい。

今までのフードなしの焙煎を否定する訳じゃないですが、焙煎度合いを深くするためには、フードが必要なんだと認識しました。

そしてフードを付けることで回転ドラム内の温度が均一になり、珈琲が美味しく出来ることが分ったので、これからは温度に着目していこうと思います。

そこで今までは、温度測定にムキ出しのK型熱電対を使っていましたが、毎回加熱している最中に温度が急に下がったり怪しい動きをするので、もう少し信頼性のある温度計に変更します。

と言ってもデータロガーのような高価格なものじゃなく、ステンレス管で熱電対が覆われた数千円で買える安い温度計です。

 

熱電対中心温度計(Tタイプ) AD-5605P

応答性が速い!わずか10秒で温度が測れる。
防水レベルはIP65相当。
測定範囲が広い!-50℃~+350℃まで測れる。
金属センサー部φ3×L110mm
オートパワーOFF機能付き(解除可能)。

 

中心温度計のAD-5605P

 

 

ヨドバシカメラの通販で3,780円 10%ポイント還元 送料無料

現在在庫切れらしいので、入荷次第発送とのこと。

 

そして、フードをアルミ板やステンレス板できちんと作るつもりですが、安く簡単に天ぷらガードからフードを製作できるように型紙も提供しようと思っています。

というのは、昨日から天ぷらガードで作ったフードを付けて3回焙煎しましたが、たった298円の天ぷらガードで工作した割に結構使えるからです。

見てのとおり耐久性はアレですが・・・

例えば、フードの効果を確認するだけなら天ぷらガードで十分なので、これで効果を確認してもらうとか。

また、時々深炒りできれば良いなんて人には天ぷらガードのフードで十分ですからね。

 

フードを付けて3回目の珈琲焙煎

前回の珈琲を焼いたときに「次回は豆の量を変えたり足の高さを変えてテストする」という話をしましたが、温度に着目するならハゼが始まったときの温度も計った方が良いと考えてやり直しました。

珈琲焙煎機の準備

いつものように珈琲焙煎機を設置、珈琲焙煎機の足の高さは中段

 

焙煎中の火力

火力は最弱に近い弱火です。本当に最弱だと風で消えてしまいそうなので、ほんの少しだけガスを強めに出しています。

 

温度測定の様子

豆を投入してからも温度測定しています。

写真だと今にも崩れそうなフードですが、意外にしっかりしています。

 

焼き上がった珈琲豆

2ハゼから20秒後に焙煎完了

 

珈琲豆の脹らみ具合の比較

生豆との比較、おおよそ1.5~2倍くらいに膨らんでる!?

 

珈琲豆はブラジルサントス100gを焙煎、ガスのつまみ位置は弱、珈琲焙煎機の足の位置は中段

コンロに着火して8分23秒後に回転ドラム内の温度が200度に達した為、珈琲豆を投入

※ 昨日は200度まで約5分かかっていたので、昨日より若干火力は弱いか?

1ハゼ開始:9分15秒(244度)、1ハゼ終了:10分47秒(255度)

2ハゼ開始:11分26秒

終了:2ハゼ開始から約20秒後に終了

※ 2ハゼ開始時間を確認するのが精一杯で2ハゼの温度まで確認できませんでした。

珈琲豆投入から焙煎完了まで約12分

 

試飲してみて

フードなしの時は2ハゼから20秒も焙煎するとエグくて苦かったのですが、フード有りの場合はコクがあって美味しくなりました。

しかし、ほんの少しですがエグイ感じがするので、1ハゼの温度が高すぎるのか、それともテスト用に買った安い豆なので珈琲豆の品質に問題があるのか?と思っています。

そこで、次回は温度を変えて焼いてみます。

具体的には、200度で回転ドラムに珈琲豆を投入すると一時的に温度が下がり、再び200度をオーバーしますが、200度を基準に火力調整して1ハゼ時の温度が上がり過ぎないようにします。

コーヒーロースターにフードを被せてテストしました。

テスト | by 管理者
11月 15日 2011 年

昨日の続きですが、コーヒーロースターにフードを付けたら、上手にローストできるのではないか?

その根拠は以下に書いたとおりです。

ガス圧を弱く出来る → 回転ドラム内の空気がゆっくり均一に暖められて理想的な状態 → コーヒー豆に炒りムラが発生し難い・焦げにくい

 

そこで、キッチンのレンジに付けるてんぷらガードを買ってきて回転ドラムを覆うフードを工作しました。

てんぷらガード

ホームセンターで買ってきたてんぷらガード 2枚入って298円

 

 

即席のフード

コーヒーロースターをすっぽりと覆うフードを工作、見た目はカッコ悪いけど機能さえ満たしていればOK

 

 

即席のフードを横から撮影

コーヒーロースターの高さを最下段から中段に変更(12mm回転ドラムの位置を高くした)

まずは、机上でテスト開始

 

 

最弱の火力

火力は最弱・・・とろとろの弱火

 

これで室温26度から200度までの時間を計測すると約5分かかりました。

フードなしの時、通常のロースト時の火力で室温から200度までの時間が73秒だったので、かなり時間がかかるようになりました。

弱火でゆっくりと回転ドラムを暖めてその回転ドラムが中の空気を暖めるので、回転ドラム内の空気は温度ムラの無い状態になっているはず。

そして、この熱量でコーヒー豆を投入して普通にローストできるのか?熱量は足りるのか?

 

コーヒー豆の投入容器

今回は、加熱した回転ドラムにコーヒー豆を入れるため、ペットボトルを加工して小道具を作成します。

 

 

コーヒー豆の投入の様子

こんな感じでコーヒー豆を回転ドラムに入れます。

 

 

机の上でコーヒーローストするわけには行かないので、キッチンに場所を移して実験の続きです。

キッチンでコーヒーロースターの準備

キッチンでいつもどおりコーヒーロースターをセット

 

 

コーヒーをロースト中の写真

コーヒー豆を回転ドラムに入れないで、火力弱火で200度まで加熱中

 

 

ローストが完了したコーヒー豆

コーヒーロースト完了、この写真は2回目のコーヒーです。

 

 

1回目のコーヒーロースト

コーヒー豆はキリマンジャロ100gをロースト、ガスのつまみ位置は弱

気温は22.6度

着火して5分23秒後に回転ドラム内の温度が200度になったため、コーヒー豆を投入

1ハゼ開始:10分4秒、1ハゼ終了:11分27秒

2ハゼ開始:11:分54秒

終了:2ハゼ開始から約5秒後に終了

コーヒー豆投入からロースト完了まで約12分

 

 

2回目のコーヒーロースト

コーヒー豆はキリマンジャロ100gをロースト、ガスのつまみ位置は弱

温度が下がりきる前にコンロに着火、回転ドラム内の温度が200度になった時にコーヒー豆投入

1ハゼ開始:8分19秒、1ハゼ終了:10分50秒

2ハゼ開始:11:分42秒

終了:2ハゼ開始から約15秒後に終了

コーヒー豆投入からロースト完了まで約12分

 

結果は予想どおり良好でした。

次回はさらにコーヒー豆を増やしたとき、コーヒーロースターの足の位置を最上段に変更したときをテスト予定です。

回転ドラムを覆うフードの必要性と温度ムラについて

テスト | by 管理者
11月 15日 2011 年

今日、お世話になっているプロの焙煎士さんから貴重なヒントを頂きました。

 

回転ドラムを覆うフードが無いと熱が回転ドラムから放射され温度が下がる。

それを補うため、ガス圧を高くして熱量を稼ぐのでガスの勢いが強くなる。

回転ドラムの穴から内部に燃焼ガスが侵入し、熱電対は高温の燃焼ガスの温度を測ることになり、高い温度が計測される。

結果、200度までの時間がわずか50秒となってしまった。(ガス圧MAX)

通常の焙煎時のガス圧だと73秒

 

フードがあると、フードで熱が反射して回転ドラムを過熱し、さらにフード内部に熱が篭る。

結果、逃げる熱が少ないので熱量を下げるため、ガスを絞ることになりガスの勢いが弱くなる。

回転ドラムの穴から内部に燃焼ガスが侵入しにくくなり、結果として熱電対は回転ドラム内の空気の温度を計測することになる。

ここで大きく違うのは、燃焼ガスの温度ではなく空気の温度を計測することになる点である。

シロート考えながら、フード無しの場合は、燃焼ガスと空気が良く混ざっていないムラの有る状態であり、珈琲豆に炒りムラや焦げが発生しやすいのではないか?と考えられる。

それに対して、フードありの場合は、回転ドラム内の温度が一定でムラが無いため、珈琲豆の炒りムラが発生し難いと考えられる。

過去、ダンパーの話しをしましたが、ダンパー(ここでいうフード)は回転ドラム内の温度を均一にするために必要なんだと思い直しました。

さらに付け加えると、深入りするにはフードが必要ではないか思われます。

なぜならフードが無いと焦げて苦くなる可能性が高くなるから。

珈琲焙煎って奥が深いですね。

すごく面白いです。

今まで憶測だけで話してきましたが、近いうちにテストしてみます。

回転ドラム内の温度の測定方法

テスト | by 管理者
11月 11日 2011 年

昨日、珈琲焙煎について疑問があったので以前知り合った自家焙煎をしている珈琲屋さんにメールで問い合わせたら、Facebook経由で返事があり、びっくりしました。

今やネット社会です。

こんなところで繋がっているんですね。

さて、その方から気温や湿度により火力が変わるので、回転ドラム内の温度を測った方が良いというアドバイスをもらいました。

 

そして早速実験です。

以前紹介したデジタルマルチメーターMS8221C、秋月電子で2000円で購入した電圧や電流から温度まで計測できる万能テスターです。

手に持っているのが、1000度まで計れるK型熱電対です。計測前は26度です。

K型熱電対

 

さすがにこのまま回転ドラムに突っ込むのは危険なので、ステンレスパイプにK型熱電対を入れて保護します。

ステンレスパイプにK型熱電対を入れて保護

 

回転ドラムに熱電対を入れてガスを点火、火力MAX

最大火力で温度の測定

 

1分ごとに温度を記載するつもりだったのに、50秒後には200度オーバー、あらら・・・

温度

 

こんなに早く200度を超えるのは予想外でしたが、熱電対がムキ出しでガスの熱風にさらされており、回転ドラムではなく、ガスの熱風の温度を測っているので良く考えれば当たり前なのかもしれません。

※ この時点で回転ドラムは200度を越えていないはず。

考え方を変えてガスの熱風の温度ではなく、回転ドラムの温度を測った方が良いのかも知れませんが、文字通り回転しているので熱電対を仕掛けることができません。

何か方法ないかな~。

ところで重要なのは、ガスの熱風の温度なのか、回転ドラムの温度なのか、どちらだろう?

珈琲焙煎機のFacebookページを作成しました。

その他の記事 | by 管理者
11月 09日 2011 年

ここしばらくFacebookにアカウントを登録してFacebookページを作っていました。

ここになります。

2011/11/14 追加

URLを変更しました。

旧URL http://www.facebook.com/pages/%E7%8F%88%E7%90%B2%E7%84%99%E7%85%8E%E6%A9%9F/177206579033838

新URL http://www.facebook.com/baisenki

はじめ、ホームページをそのまま埋め込めば良いと思っていましたが、Facebookページの横幅が520ピクセルなのでホームページの方が大きすぎて全然かっこ悪い。

仕方なく、Facebook専用で作成しました。

なるほど、いろいろなノウハウがいるし、Facebookページを製作する業者がいるわけですね。

正味2日間の突貫工事でしたが、そこそこのものが完成しました。

もちろんホームページから部品を再利用しているのでどこかで見たことがあるナニばかりです。

これからブログとホームページとFacebookと3足のわらじを履いていきます。

本当にやっていけるのか?

facebookpageの作成