2012 年 1 月

フード無し、普通のカセットコンロでお手軽に珈琲焙煎するデモビデオを作成しました。

その他の記事 | by 管理者
1月 26日 2012 年

ここしばらく普通のカセットコンロでフードを使用しないで行う珈琲焙煎のテストを繰り返してきましたが、ようやく満足できる結果になったので報告します。

 

やっぱりゴトクの上にセラミックの焼網を置くと良いですね。

遠赤効果なのか、熱が拡散されて均一に回転ドラムが過熱されるようになったのか良く判りませんが、何も置かないより全然良いです。

 

といっても、所詮回転ドラムが外気に触れるムキ出し状態での珈琲焙煎なので、これが限界かな?って思っています。

あくまで私のお勧めは、フード有り・イワタニの焙屋をコンロに使用した珈琲焙煎ということに変わりはありません。(。-`ω´-)キッパリ

 

フード無し、普通のカセットコンロによるお手軽焙煎のデモビデオを作成しましたのでご紹介します。

お手軽焙煎のデモビデオの公開

 

焙煎にかかった時間は、11分40秒でした。

1ハゼが激しかったら火力を絞るつもりでしたが、特にそんなことも無く、最初から最後までずーっと中火のままでした。

今回は、簡単にできるお手軽焙煎なので、温度計も装着しませんでした。

よって、回転ドラム内の温度が高いのか低いのか判断できず、出たとこ勝負の運任せでした。

 

このブログで使用しているWordpressだとビデオを上手く埋め込めないので、ホームページに埋め込んでいます。

URLを紹するので、こちらでご覧ください。

ここの画面の一番下です。

http://www.trend-ai.com/coffee/howtousehp.html

普通のカセットコンロでフードを使わないでコーヒーローストする方法

テスト | by 管理者
1月 25日 2012 年

約1週間ぶりの更新です。

少し更新間隔が開いてしまいましたが、そのぶん内容が濃いです。

 

普通のカセットコンロでフードを使わないでローストする方法

普通のカセットコンロで手軽にローストできるというところから開発をスタートしたのですが、焼きムラ解消のため普通のカセットコンロをイワタニの焙家に変更し、さらにダンパーを実装したフードを付けたことで趣味のコーヒーロースターのスペックとしては、行き着くところまで行ってしまいました。

 

そして気がついたら、手元にあるローストデータは、コンロにイワタニの焙家を使ったものばかりだったという訳です。

 

現時点でダンパーを使ったローストテストで十分データが取れているので、過去を振り返って普通のカセットコンロにフードを付けないで「お手軽ロースト」した場合にどのように対応するのがベストなのかを調査することにしました。

 

基礎データの収集

まず、基礎データを取るため、以下の3通りの方法で火力を全開・中・小(中火より少し弱い程度)と変更して回転ドラム内の温度を計測しました。

もちろんコーヒー豆は入れていません。

 

① 直火でローストした場合

直火でローストした場合

 

② ゴトクの上に鍋蓋を置いた場合

ゴトクの上に鍋蓋を置いた場合

 

③ ゴトクの上にセラミックの焼網を置いた場合

ゴトクの上にセラミックの焼網を置いた場合

※ 広範囲で赤く赤熱している様子を見ると、セラミックの焼網の方が鍋蓋より遠赤効果がありそうな感じ。

 

 

セラミックの焼網では220度以上にならない。

以前、直火だとバーナーの熱が回転ドラムの一部分だけを過熱して焼きムラの原因になるので、鍋蓋をバーナーと回転ドラムの間に入れて熱が拡散することで焼きムラを抑えるようにしたことがありましたが、今度はセラミックの焼網も加えてテストをすることにしました。

 

100円均一で購入したセラミックの焼網です。

セラミックの焼網

 

この焼網をカセットコンロの上に乗せてその上にコーヒーロースターを置きます。写真では取っ手が付いていますが、邪魔だったので金鋸で切断して使いました。

セラミックの焼網を金鋸で切断

 

そしてこれが測定結果です。

このグラフの左半分にあるカクカクした折れ線グラフは、上で説明した3種類の方法で火力を全開・中・小と変えてテストした結果です。

尚、左下から右上に滑らかに伸びていく3本の線(「(参考)××ダンパー」)は、コーヒーロースターにフードを被せてダンパー操作した時のグラフです。

温度の比較

 

直火で火力を全開にすると、測定を始めて数十秒で200度をオーバーしたため、計測を中断しました。(一番左の赤いグラフ)

これは、直火なのでバーナーの上に何も遮る物が無いため、回転ドラムの狭い範囲が強烈に加熱されていることを裏付けており、火力を絞っても同様の傾向であることが予測できるので、 直火で加熱するのは止めた方が良さそうです。

よって、鍋蓋やセラミックの焼網等で熱を拡散して回転ドラムを過熱する方法が有効だと思います。

 

左側のカクカクした折れ線グラフを見ると分かるように回転ドラムにフードを付けないで加熱すると外気が回転ドラムに侵入することになるので、回転ドラム内の空気の温度が安定していないことが分かります。

それとは対照的に右上に滑らかに伸びていく(フードを付けてダンパー操作した3本の)グラフと比較すると、コーヒーをローストする上でいかにフードを付けることが大切なことなのか、良く分かると思います。

・・・とはいえ、このコーヒーロースターでフードを付けない時のベストの方法を探ることが今回のテーマなので、フードの利点の説明はこれくらいにしておきます。

 

このコーヒーロースターで1ハゼを起こすために必要な火力は、過去に行ったテストから回転ドラムの温度を240度以上にできる火力が必要ですが、このグラフを見ると直火と鍋蓋をゴトクの上に置いたときしか達成できていません。

ここで意外だったのは、セラミックの焼き網のときに火力を全開にしても温度が220度以上にならないことでした。

あまりにも想定外だったので、3回計測しましたが3回とも220度以上にならなかったので間違いないです。

ということは、セラミックの焼網をゴトクの上に置いて加熱した場合、220度以上に温度が上がりませんが、セラミックの焼き網では本当にコーヒー豆をローストできないのでしょうか?

 

セラミックの焼網でコーヒー豆はローストできるか?

火力を全開にしても温度が220度以上にならないセラミックの焼網でコーヒー豆がローストできるのか、ブラジルサントスNO2  17/18 100gを実際に焼いてみました。

すると、4分30秒 210度で1ハゼが始まりました。

その後コンロの火力調整つまみを回して火力を落とし、7分14秒で2ハゼが来たところでローストを終了しました。

そのときの温度は230度。・・・あらら、220度を超えています。

1ハゼがこんなに低い温度で始まるのは意外でしたが、もしかしたらこれが遠赤効果なのかもしれません?

というのは、「ゴトクの上にセラミックの焼網を置いた場合」の写真をみるとセラミックがかなり赤熱しているので、遠赤外線が沢山出ているのかも!?

 

 

試飲してみて

久しぶりのフード無しのコーヒーローストですが、試飲したところ不味い。

後味の悪い苦さが最後まで残るような感じです。

短時間ローストなのでコーヒー豆の乾燥が不十分なのか、それともコーヒー豆の芯まで熱が通っていないのか、このどちらかだと思います。

今回のテストを通して、カセットコンロのゴトクの上に鍋蓋やセラミックの焼網等を置いてバーナーの熱を拡散して過熱した方が良いということが判りましたが、鍋蓋やセラミックの焼網のどちらが良いのでしょうか?

おそらく、どちらでも大きく変わらないと思いますが、強いていうなら遠赤効果がありそうなセラミックの焼網ということにしておきます。

焼き始めの当初の火力を若干絞ればもっと良くなりそうな感じがするので、次回はこのあたりをもう少しテストして行きます。

珈琲焙煎機のデモビデオの公開開始

その他の記事 | by 管理者
1月 18日 2012 年

開発中の珈琲焙煎機でブラジルサントス NO2 17/18 100gをフルシティーよりのシティーローストにするデモビデオを撮影しました。

テロップを入れて解説していますが、下の画面を見てもわかるとおり、温度計とタイマーが暗くて読みにくいです。

次回は読みやすくする方法を考えます。

 

動画の公開

 

珈琲焙煎機の動画を見るには以下のURLをクリックしてください。

メディアプレイヤーが立ち上がってデモビデオの再生が始まります。

http://www.trend-ai.com/download/coffee/Trend-ai-coffee-roast.wmv

注意: 動画ファイルのファイル容量が大きくて約67MBあるため、回線が細いと時間がかかります。

珈琲のデモ用焙煎ビデオの作成

その他の記事 | by 管理者
1月 16日 2012 年

珈琲焙煎の作業工程をビデオに撮ってテロップを入れてデモンストレーションビデオとしてサイトに掲載するため、いつも使っているデジカメ  リコー CX4の動画モードで撮影しましたが、途中で停止してしまい1ハゼ前の動画しか撮れていませんでした。

 

原因は、メモリーカードの容量不足

 

1GBくらいの空きがあったので余裕のつもりでしたが、全然足りていませんでした。

三脚に固定して少し離れた位置から撮影していたので、ハゼの音が撮れるかどうかだけでも確認したかったのに!

焙煎し始めの10分くらいしか撮れていませんが、せっかく撮影したのでテロップを入れられるか確認してみました。

もちこんこんな事をするのは初めてなので、テロップを入れられるツールを探してみたところ、多くのサイトではWindows付属のムービーメーカーを紹介しているので、このツールをダウンロードして使ってみました。

動画の撮影(タイトル部分)

 

動画のナレーション部分

 

第一印象はマニュアルが要らない程判り易く、直感的に操作できる。

しかし、あまり高機能ではないため、痒いところに手が届かない。

例えば、入力エリアが二つ(下画面の赤枠部分)用意されているのに、1つのテロップの中で複数の色やフォントを使い分けることが出来ない。

ムービーメーカーで編集

そして画像をワイプのように挿入できない。

ようするに動画の途中で簡単な画像を挿入して詳細説明したかったのですが、それも無理。

無料のソフトなので仕方ないとはいえ、あきらめるのは嫌いな性分なので、別の手段を考えます。

しかし、こんなことが無料で出来てしまうとは、すごい時代になったものだと思います。

と同時に、この類のソフトを作っているソフトメーカーはやってられないでしょうね。

ダンパー機能付きのフード4号機の作成

テスト | by 管理者
1月 13日 2012 年

フード4号機(ダンパー機能付き)を作り直しました。

作り直した理由はいくつかありますが、①ダンパー機能付きフードの作成手順を写真に撮りたかった、②ダンパーとして開けた穴がペラペラで強度がないので補強したかった、③排気穴が大きすぎるので適正な大きさに変更したかったってところです。

 

これがフード4号機(ダンパー機能付き)です。

フード4号機(ダンパー機能付き)

 

参考までに今までに作成したフード達、左から、フード1号、フード2号、フード3号(ダンパー機能付き)

歴代のフード

 

今までの排気口はこんな感じでペラペラのボロボロ

何度も使っているし、材質が天ぷらガードのアルミ箔なので耐久性が無いので仕方ないです。

排気口はボロボロ

 

今度の排気口は針金で補強して、開口部の面積も小さくしているので強度が全然上がっています。

裏から見た排気口

裏から見た排気口

 

表からみた排気口

表からみた排気口

 

これで4作目ですが、良いものに改良していくと作業が複雑になって工作レベルが上がってきます。

1号機を作ったときはおそらく30分もかからなかったと思いますが、ダンパー機能を実装するようになって工作レベルが上がり、この4号機にいたっては実質4時間くらいかかっています。

写真を撮りながら作業したので、実際はもっと短いと思いますが・・・。

以前、小学生レベルの工作だと説明しましたが、小学生レベルって言っていいのかな?

コーヒーローストに使う温度計はどれが良い?

温度計やコンロや小道具 | by 管理者
1月 11日 2012 年

最近、中華製の安物温度計ばっか使っているけど、日本製の温度計は使わないの?

なんて声が聞こえてきそうですが、中華製のK型熱電対のムキ出しタイプのMASTECH MS8221Cの方が使い勝ってが良くて、こればかり使っています。

秋月電子で2000円で買った安物温度計です。

精度が良くないのでは?って思う方もいると思うので、コーヒーロースターで使うにはどちらの温度計が良いのかを調査しました。・・・本当は以前やりましたが、イビデンスを取ってなかったので、再試験です。

私が使っているデジカメのリコーCX4はインターバル撮影という機能が付いており、時間を決めると一定間隔で撮影し続けてくれます。

この機能を使用してタイマーを1分に設定し、三脚に固定して撮影しました。

 

 

温度計の比較

比較する温度計は、この2つ。

左はA&D製 AD-5605P・・・T型熱電対タイプ、右はMASTECH製 MS8221C・・・K型熱電対タイプ

この温度計の違いは、AD-5605Pは熱電対がステンレス管に覆われているのに対して、MS8221Cはムキ出し

精度はT型熱電対を使用しているAD-5605Pの方がMS8221Cより良さそう

温度計の比較

 

同一部分を測定するように熱電対を針金で固定しました。

熱電対を針金で固定

 

 

コンロの火力とダンパーは100gのコーヒー豆をローストすることを想定して調整しています。

ただし、コーヒー豆は回転ドラムに入っていません。

空の状態で加熱します。

 

 

回転ドラムに温度計を挿入してコンロに着火する前の温度を見ると2度の差があります。

温度の比較1

 

コンロに着火して1分後、MS8221Cの方が敏感に温度が上がり始めます。

温度の比較2

 

2分後、約10度の温度差が開き、この差がしばらく続きます。

温度の比較3

 

3分後

温度の比較4

 

4分後

温度の比較5

 

5分後

温度の比較6

 

6分後

温度の比較7

 

7分後、ここらから温度差が縮まりはじめます。

温度の比較8

 

8分後

温度の比較9

 

9分後

温度の比較10

 

10分後、200度の時点で温度差がたった2度まで縮まりました。

コーヒー豆が乾燥したことを想定し、ここで火力をアップします。

温度の比較11

 

11分後、MS8221Cの方が敏感に温度が上がり始めますが、今度は最大5度しか温度差が開きません。

温度の比較12

 

12分後

温度の比較13

 

13分後、ここら辺で1ハゼが来そうな温度です。

この時点で温度差はたったの2度です。

温度の比較14

 

14分後、ここで火力を弱めます。

温度の比較15

 

15分後、コーヒー豆が回転ドラムに入っていないので、想定外に温度が下がりません。

温度の比較16

 

16分後、なかなか温度が下がらないので、コンロの火を止めてみました。

温度の比較17

 

17分後

温度の比較18

 

18分後

温度の比較19

 

19分後、ほぼ同じように温度が下がり続けます。

温度の比20

 

 

結論

この結果を見て判るように、精度の視点から温度計を選ぶとAD-5605PとMS8221Cの差はせいぜい2度程度なので、どちらを使っても問題ないと思いますが、熱電対がムキ出しタイプのMS8221Cの方が温度変化に対して敏感であり、熱電対の固定が簡単なのでコーヒーローストを目的とするならMS8221Cの方が使いやすいと思います。

贅沢を言えば国産の熱電対ムキ出しタイプが良い思いますが、コーヒーロースト程度であれば中華製のMS8221Cでも十分だと思います。

ただし良いことばかりではなく、何度も使用しているうちに熱電対を保護をしている熱収縮チューブが硬化して欠けてしまうので、時々熱収縮チューブを取替える必要があります。

熱電対がステンレス管に保護されたAD-5605Pはこんなことにならないので、耐久性を取るかレスポンスを取るか、ここら辺がバーターになるんですね。

熱収縮チューブの修理は5分もかからない簡単な作業です。

詳しくは以下にまとめてあります。

http://www.trend-ai.com/blog/?p=4393

「解決偏」チャフの飛散対策

テスト, ノウハウ | by 管理者
1月 10日 2012 年

チャフを撒き散らかしてしまう冷却機の対策として100均でこんなものを買ってきました。

「糸くずネット」って書いてありますが、洗濯するときに洗濯物を入れるネットです。

洗濯物を入れるネット

 

 

ザルをこのネットに入れて、ネットのファスナーを閉じてサーキュレーターを回せばチャフはこのネットから外に出ないので部屋が汚れません。

これでキッチンでも冷却機が使えます。

それでも小さな粉のようなチャフ?はこの網の目から通り抜けてしまうので飛散を防ぐことは出来ませんが、おおよそこれで十分だろうと思います。

洗濯物を入れるネットにザルを入れる

 

 

キッチンで200gのコパカバーナ農園を焼きました。

可能であれば300g焼きたいところですが、焼いた豆が溜まりに溜まって・・・。

昨日、600gの珈琲豆を知り合いに引き取ってもらったばかりですが、まだ500gくらい手元にあります。

珈琲豆の焙煎風景

 

 

焙煎が完了したら、珈琲豆をザルにあけて、ネットのファスナーを閉めて、サーキュレーターのスイッチを入れます。

ちょっと手間だけど、この方法で200gを焦がさずに冷却することができました。

下の写真がネットに引っかかったチャフです。

ネットに引っかかったチャフ

 

 

これがハイローストまで焼いたコパカバーナ農園です。

焙煎が完了したコパカバーナ農園

 

 

冷却が完了したコパカバーナ農園からジャスミンのような独特の匂いがしています。

ネットで調べると、「フローラルで甘い香り」なんて紹介しているところがありましたが、この匂いのことをいっているのかな。

2日前に温度を下げすぎて焙煎を失敗したコパカバーナ農園からこの匂いはしなかったので、上手く焙煎しないとこの匂いは出ないかもしれないですね。

住宅用火災警報器が反応してビックリ!

テスト | by 管理者
1月 08日 2012 年

最近は珈琲を焙煎している写真が少ないなって思った人はスルドイ

最近はキッチンで珈琲焙煎しないで書斎することが多くなっているからです。

理由は、300gの珈琲焙煎をするために冷却機を導入しましたが、チャフを豪快に撒き散らかすので冷却機を屋外に置く必要があり、書斎ならすぐにベランダに出られるので書斎ですることが多くなった訳です。

 

 

ほんの数日前のこと、ブラジルサントスの欠点豆が沢山あったので、200gの焙煎データを取るときにどうせ欠点豆なので今までやったことも無いような深い焙煎をやってみようと2ハゼが来てからも加熱を続けていたら、何か聞きなれないブザー音がします。

 

辺りを見回すと部屋が煙い。

 

窓を開けて焙煎していましたが寒いのでちょっと閉め気味にしており、換気が間に合わなくて火災警報器が煙に反応してブザーが鳴ったみたいでした。

 

警報器

 

今回の煙の事もそうですが、本当に珈琲豆が燃えても、すぐ横に水道のあるキッチンなら対処しやすいし、やはりキッチンで焙煎しないと安全上の問題が有りそうです。

いつも考えていることですが、冷却機を室内で使えるように何か対策を考えないといけないですね。

それと火災警報器のブザーが鳴っても嫁や娘が全然気が付かなかったことにも問題有りそう。

もっと大きな音で鳴るとか、「火災です」ってしゃべるとか、これから警報器を付ける人は何か考えたほうが良いかも。

コーヒーをローストする時の推奨容量と最大容量

テスト | by 管理者
1月 08日 2012 年

適正なコーヒーのロースト量はどれくらい?

コーヒーロースターの当初の設計では200gを最大容量としていましたが、生豆を回転ドラムに詰め込んで回してみたら300gは大丈夫そうだった。

そこでローストできる限界値を300gとして再設定し、実際に300gのコーヒー豆でテストしてから、今度は200gでテストを開始しました。

と、いきなりのっけから300gのコーヒーローストの話を初めてしまいましたが、実際は100gで散々テストをしてから300gでテストをしています。

よって、コーヒーロースターの限界値のテストは100g → 300g → 200gの順番で行っています。

もちろん、テストを行うごとに単位時間ごとのガスの量、温度のデータを計測しています。

そして、何度もテストを繰り返してデータを取っていくと、このコーヒーロースターの適正なコーヒー豆の量が分ってきました。

 

 

 

ローストする時間と火力の相関関係

何度もコーヒーをローストすると判りますが、加熱する時間が長くなり過ぎると、味が抜けてコクがなくなります。

この味が抜けることを「スカスカになる」という表現をする人もいます。

コーヒー豆の量を増やすとそのままの火力ではロースト時間が長くなりすぎて味が抜けてコクがなくなるので火力を強くしてローストにかかる時間を短くします。

しかし、火力を強くし過ぎると直火があたる外周部の豆は焦げるかわりに、外周部の豆の上に堆積した内側の豆は温度が低くて火が通らない。

堆積した豆が多ければ多いほど、焼けムラが酷くなり、焦げてエグ味がでてきます。

つまりローストするコーヒー豆の量を増やして限界値を調査すると、この「2つの矛盾するポイント」を見極めて落としどころを決める必要が出てきます。

今までのローストデータを見ると、200gまではコーヒー豆の増加に伴って火力をリニアに増やしても一般的なロースト時間内に収まっていますが、300gの場合は同様に火力をリニアに増やしていくと時間が長くなり過ぎて、この時間内に終了しないことが判ってきました。

よって火力を強くしてこの時間内に終了させるように調整しますが、当然火力オーバーなので基準となる温度を閾値としてこの温度を超えないように火力を絞る操作が必要になります。

このロースト方法で何度もテストした結果、開発中のロースターにおける「2つの矛盾するポイント」の限界値は、300gよりもう少し高いところにありそうですが、300gが320gになっても350gになってもあまり意味のないことなので、これ以上のテストをする予定はありません。

このコーヒーロースターの最大容量は300g以下であり、この方法で問題ないことを確認しています。

というより、このコーヒーロースターの推奨容量は200g以下、最大容量は300gとするのが良いかな。

 

 

 

ボリビア コパカバーナ農園のロースト

注文していたコパカバーナ農園が届いたので、早速100gをハイローストでローストしてみました。

コパカバーナ農園

 

無造作に取り出したコーヒー豆ですが、殆ど欠点豆がありません。

同じ店で買ったブラジルサントスNO2 17/18と全く違います。

コパカバーナ農園の生豆

 

今までブラジルサントスNO2 17/18でテストしていたので、それの100gのときのローストしたデータを引っ張り出して火力とダンパーを調整したところ、意外に低い温度で1ハゼが始まったため、1ハゼ時の火力を下げすぎてしまい、温度計とにらめっこして温度調整することになり、ロースト時間がちょっと長めの19分かかってしまいました。

ブラジルのナチュラルは高めの温度で1ハゼが始まり、その1ハゼを維持するにはそれなりの高めの温度が必要なコーヒー豆なので、この豆のローストパラメータをそのまま他のコーヒー豆に適用するのは難しそうです。

これがハイローストでローストしたコパカバーナ農園です。

ローストしたコパカバーナ農園

 

コパカバーナ農園をローストしてすぐに試飲した印象は、ブラジルに比べるとすっきりして飲みやすい感じですが、紹介資料にあった「甘い」という印象はありませんでした。

水洗の豆だからこんな感じなのか、それともロースト後数日置けば甘く感じるようになるのだろうか?

 

 

 

確認窓の廃止

設計当初から採用予定だった炎の確認窓ですが廃止します。

フードを付けてダンパー操作をすると、この確認窓からの吸気(冷気の侵入)も考慮することになり、どうも調子が悪い。

ようするに温度が下がり過ぎてしまう。

安全上の配慮と炎の大きさ(火力)が判り易いので確認窓を付ける予定でしたが、コンロの空気取り入れ口から確認できるので安全上の問題は無いだろうという結論に達しました。

確認窓の廃止

珈琲焙煎機のメンテナンスのお話し

その他の記事 | by 管理者
1月 05日 2012 年

特価のブラジルサントスNo2 17/18 を730円/kgで購入しましたが、3割も欠点豆があったので、それを除外すると1042円/kgになります。

数時間掛けて欠点豆を仕分ける手間を考えると、いくら開発で使うとはいえ安かろう・悪かろうの珈琲豆を買うのは考え物です。

そこで、同じくらいの価格の「ボリビア コパカバーナ農園」を注文しました。

さて、どんな感じでしょうか。

まだ、欠点豆を除いたブラジルサントスNo2 17/18が2kgあるので、当分こちらを優先して使いますが、今度購入した珈琲豆を織り交ぜながらテストを進めていきます。

 

 

珈琲焙煎機のメンテナンス

珈琲焙煎機は使っているうちに汚れてきます。

特に回転ドラムの中に珈琲豆の油やススが付いたり、チャフが燃えてフレームの内側にチャフの汚れが付いたりします。

また、回転ドラムを支える支柱もかなり汚れます。

 

 

回転ドラム本体です。

※ 試作として作成した回転ドラムなのでネジで止めてあり分解できますが、製品では溶接して分解できないようにするため、敢えてこのまま掃除します。

回転ドラム

 

特に汚れが目立つのは支柱と擦れる部分です。

なぜなら回転ドラムが支柱と擦れるとキュルキュル音がするので擦れる部分に油を塗りますが、それが熱で炭化するからです。

回転ドラムの開口部分

 

こちらも同様です。

シャフト部分

 

これはフレームの内側ですが、支柱とフレームの間に油が入り、熱で炭化して汚れました。

フレームの内側

 

回転ドラムを支える支柱です。これも汚れの原因は油です。

支柱

 

こびりついた汚れは、お湯に回転ドラムを沈め、マジックリンを振りかけて油を浮かせます。

回転ドラムをバケツに沈めて掃除開始

 

コップを洗うスポンジで回転ドラムの中を擦って汚れを落とします。

コップを洗うスポンジを使うと効率的

 

見えないところは、バケツから出して汚れを落とします。

ブラシやスポンジが回転ドラムの奥やスミに届かないのではないか?と思っていましたが、プラスチックの柄の部分が曲がるので、全然問題なしでした。

回転ドラムのスミも問題なし

 

こびりついた汚れは、研磨剤の入った不折布(焦げたなべやフライパンをきれいにするスポンジ)で擦って落とします。

研磨剤の入った不折布で擦る

 

少し汚れが残っていますが、キレイに汚れが落ちました。

キレイに汚れが落ちました

 

これも同様です。

支柱もキレイに汚れが落ちました

 

回転ドラムの中の写真です。

回転ドラムの中もキレイです

 

洗ったパーツ類です。

洗ったパーツ類

 

ということで、珈琲焙煎機をキレイに掃除しました。フードは、作り直せば新品になるので、取り敢えずこのまま!

 

 

温度計の熱電対を修理したので、それも掲載します。

温度計の熱電対の修理

 

修理後の写真です。

熱電対が熱収縮チューブで覆われて保護されていますが、何度も焙煎を続けるうちに熱収縮チューブが硬化して剥がれてきます。

その場合、硬化した熱収縮チューブを剥がして、新しい熱収縮チューブを被せてライターで炙ると下の写真のようになります。

熱収縮チューブで補修

 

 

 

カセットコンロの炎の特性

この2枚の写真を見て違いがわかりますか?

上の写真は、今から約半年前に珈琲焙煎をやり始めたころの写真です。

それに対して下の写真は今日撮影しました。

2つの写真の回転ドラムの焼けている部分に注目してください。

上の写真ではカセットコンロの炎で加熱している部分だけが黒く変色しており、カセットコンロが加熱している部分は意外に狭いことがわかります。

それに対して、回転ドラム全体が焼けている下の写真はイワタニの「炉ばた大将 炙り家」というコンロを使いました。

どちらのコンロが回転ドラムを理想的に加熱しているのか、一目で判別できる良い例だと思います。

もちろん、私が開発中の珈琲焙煎機は普通のカセットコンロでも使用できますが、イワタニの「炉ばた大将 炙り家」をお勧めします。

 

普通のカセットコンロで焙煎

回転ドラム