2012 年 2 月

モーターの発注の件

製品の完成から販売 | by 管理者
2月 24日 2012 年

前回お話したモーターの件ですが、早速別の代理店から見積もりの回答が届きました。

送料だけ高くなってしまいましたが、以前と同じ価格です。

しかし、気になるのは「受注後40日(ギア部材無し)」の但し書きがあり、モーターメーカーの営業に問い合わせをしたら部品が欠品していて即納は無理とのこと。

納期40日というのは、おそらく余裕をみてこの日数だと思うので、実際の納期はもっと短いと思っています。

モーターメーカーの営業になるべく早く納品してもらえるように伝えておきました。

見積もりの回答

 

一部の問い合わせを受けた方に回答した発売日より若干伸びる可能性が出てきましたことをお詫びいたします。

珈琲ロースターの進捗状況の報告

テスト | by 管理者
2月 23日 2012 年

1週間ほど更新をサボっておりました。m(_ _;)m スマン!!

 

例のごとく何もやってなかったわけじゃなくて、・・・・

取り合えず現状報告です。

バネのフックが真ん中に来ないトラブル

フックの部分が真ん中にないバネは使い物にならないので返品し、代わりに同様の仕様で別の会社にバネを作ってもらいました。

出来上がりは今までのより全然きれい。

バネの不良品

 

細かいところだけでど、フックの断面を見るとまっすぐに切断されています。

バネの切断面1

 

それに対して今までのバネは斜めに切断されています。

すべてのバネがこんな感じなので仕事に対する丁寧さが違います。

バネの切断面2

値段も殆ど変わらないので、バネはこの会社に作ってもらうことにしました。

フレームの設計変更

次に珈琲ロースターのフレームですが、発注間際になって1箇所見直しを行いました。

細かいことですが、支柱を固定するフレーム側の穴を上下に2個増やして、ネジとネジの間隔を広くしました。

こうすることで、支柱を固定するときに、ボルトとボルトの2点間の距離が広くなるため、支柱が斜めに傾くことを防ぐことが出来ます。

モーターの発注に関するトラブル

ところで回転ドラムを駆動するモーターで1つ問題が発生しました。

代理店に再度見積もりを取ってから発注したら、会社の上層部の決済がおりなかったらしく代理店から販売を拒否されました。

代金前払いという条件を了解しているにもかかわらず、このような対応をされたので、さすがにムカつきましたが、代理店の営業も謝っており、モーターメーカーの営業も同様の価格で取引きできるように別の代理店に働きかけてくれると言っているので何とかなるだろうと思っています。

この代理店は商社というより電気工事店なので、部品を販売するだけの商社とは毛色が違っており、それが販売拒否の原因かもしれません。

しかし、この代理店制度ってなんとかならんかな~。

代理店なんて価格を上乗せするだけで、良いことなんて何一つないので、モーターメーカーと直接取引きしたいです。

一番時間が掛かりそうな回転ドラムとフレームの発注は終わっていますが、バネとかモーターとか一番問題なさそうなところで些細なトラブルが発生しています。

販売用ページの作成

次に販売用のページを作り、ショッピングカートの機能を組み込みました。

ショッピングカート

 

沢山の種類の商品を販売するわけではないので、有料で高機能なショッピングカートは避け、フリーで銀行振り込みと代金引換の2種類の決済機能のあるKent-webさんのカートにしましたが、標準機能では代金引換の手数料が一定額の設定しか出来ないため、取引金額に応じて手数料が自動的に変わるようにcgiプログラムを修正して実装しました。

それに伴い代金引換の手配ができるようにヤマト運輸に問い合わせて、e-コレクトの申し込み用紙をもらいました。

なんでも審査があって、一ヶ月くらいかかるとか。

う~ん、意外にやることが沢山あって面倒くさい。

発送用のダンボールが届きました。

製品の完成から販売 | by 管理者
2月 17日 2012 年

配送用の段ボール箱が届きました。

配送用の段ボール箱

 

珈琲焙煎機に取っ手を付けたまま箱に入れると横幅がギリギリの大きさなので、取っ手を外して同梱した方が良さそうです。

これは当初の予想どおり。

ACアダプタも同梱するので、大きさ的には丁度良いかな。

緩衝材どうしようか?

いろいろと決めるところが沢山あります。

段ボール箱に焙煎機を梱包

 

モーターと回転ドラムの間に挿入するバネを多めに取り寄せしたら、センターからズレているものが沢山混じっていました。

左が正常品、右が不具合品

バネの不良品

 

販売元に相談したら、ズレていることを認識しておきながら正常範囲内との見解だったので、他のバネ屋さんに聞いたら普通はこんなにズレないそうです。

せいぜいズレても鋼線の太さ1本以内とのこと。

それほど精度を求めている部品じゃないのですが、見える場所に使うため、こんなにズレると使う気になりません。

ここまで太いステンレスの鋼線は硬すぎてペンチで簡単に修正できるものじゃないので、ほぼ同じ仕様のバネを別のバネ屋さんで見積もり依頼中です。

今後の珈琲ロースターの開発スケジュール

その他の記事 | by 管理者
2月 10日 2012 年

珈琲ロースターを使った3種類の使い方のビデオを作って、ようやく開発作業も一段落したところです。

今度は、取扱い説明書を作りはじめました。

今までテストしながら集めた資料やホームページに掲載した資料が山のようにあるので、それらを材料にして作成中です。

取扱い説明書

 

これらドキュメント類の整理が終われば、少量ながら製品の製造に入ります。

ところで、製品となる珈琲ロースターは現在の試作機に以下の小変更を行う予定です。

変更点
 1. フレームの確認窓の廃止

回転ドラムの保温性を良くする為の変更です。既にこの確認窓は目隠ししてテスト済みです。

 2. フレームの取り付け金具の廃止

この取付金具は、珈琲ロースターの位置を下げてバーナーに回転ドラムを近づけて熱量を稼ぐための部品ですが、テストの結果、珈琲焙煎機の位置を下げなくても熱量が十分に足りていることが分かったので廃止します。既にこの取付金具は使用していません。

 3. 足の高さ調整機能の変更

テストの結果、3段階で調整できる最上段の位置が最適であることが分かったので、この位置を中心に上下に1段づつ調整できるように穴の位置を変更します。

 4. 回転ドラムの溶接仕様への変更

回転ドラムを分解できない溶接仕様に変更します。

以前このブログで紹介しましたが、下の写真の奥側の回転ドラムが溶接仕様です。

回転ドラムの比較

 

既にこれらの小変更を折込んでテストしていたため、変更後の珈琲ロースターを使って再テストを行う予定はありません。

ようやく、もう一息ってところまで来ました。

普通のカセットコンロにフードを装着して珈琲焙煎したビデオを公開しました。

その他の記事 | by 管理者
2月 08日 2012 年

前回の公開に引き続き、フード付きの焙煎ビデオを公開しました。

場所はここの下の方です。

http://www.trend-ai.com/coffee/howtousehp2.html#hoodroastvideo

フード付きの焙煎ビデオ

今度のビデオは、普通のカセットコンロで焙煎したビデオです。

ビデオを見てもらえば分りますが180度付近から温度がふらふらと上下し始めたり、219度から突然降下し始めたり温度が不安定なので、タイマーと温度計に注意して火力調整しました。

1ハゼ以降の温度が高かったので火力を下げたつもりでしたが即座に下がらず、あまり良い操作方法の説明ビデオにはならないかも。

 

 

また、同時に火力調整をミスった失敗ビデオも撮影したので一緒に公開します。

場所は上のビデオと同じところにあります。

下の写真のようにほんの少しだけ火力調整つまみの位置が違っただけで、かなり回転ドラム内の温度が違い、失敗ビデオでは300度にも達してしまいました。

下の写真の「適正位置」で回転ドラム内の温度はおおよそ200度、「今回の位置」ではおおよそ300度にもなります。

フードを付けて普通のカセットコンロでも珈琲焙煎できますが火力調整が難しいです。

適正火力の位置

フード付き(ダンパー無し)珈琲焙煎のビデオを公開しました。

その他の記事 | by 管理者
2月 07日 2012 年

ダンパー無しのフード付き珈琲焙煎機のビデオを公開しました。

場所はここになります。

http://www.trend-ai.com/coffee/howtousehp2.html#hoodroastvideo

ダンパー無しのフード付き珈琲焙煎機

ダンパーの無いフードを付けて火力一定のまま最初から最後まで珈琲焙煎しています。

さしずめ、フードを付けた「お手軽焙煎」です。

もちろん、火力調整しても良いと思いますが、その場合はは初めの火力を弱めにしてスタート、200度くらいで火力を強めにして1ハゼが来たら弱くすれば良いかな。

しかし、このような火力調整をするのであれば、ダンパーとセットで行った方がより効果的であるため、敢えて今回のビデオでは手間を掛けない(火力調整をしない)珈琲焙煎にこだわってビデオを作ってみました。

現在、フードを付けずにそのまま使う「お手軽珈琲焙煎」、今回公開した「フード付き珈琲焙煎」「ダンパー付き珈琲焙煎」の3種類のビデオを公開中です。

 

また、このビデオの公開に伴って、ホームーページの内容を少し変更しました。

いろいろなやり方の珈琲焙煎があって良いと思っていますが、サイト内で統一されていないのは不味いだろうということで、回転ドラムが冷たいうちに珈琲豆を投入する方法に統一しました。

熱電対を保護している熱収縮チューブの取替え方法

温度計やコンロや小道具 | by 管理者
2月 03日 2012 年

熱電対の熱収縮チューブの修理の仕方です。

何度も珈琲焙煎機で温度を測定すると、被覆がほつれるのを防止している熱収縮チューブが硬化して割れてしまいます。

昨年、修理したときに写真を撮っておけばよかったのですが撮り忘れていたので、ここに修理の仕方を掲載します。

 

この熱収縮チューブは硬化したというより、昨日の無茶な実験の結果、燃えちゃったのですが!

焦げた熱電対

 

まず、硬化した熱収縮チューブをナイフで削りとります。

もちろん中の金属の線を切断しないように注意して行います。

焦げた部分を落とします。

 

被覆が現れました。

被覆

 

いろいろなサイズの熱収縮チューブがありますが、適当なものを選択します。

熱収縮チューブ

 

熱収縮チューブを熱電対に被せます。

今回は適当な大きさのものが無かったので、2種類のサイズを組み合わせました。

被せた熱収縮チューブ

 

コンロやライターで炙ると熱収縮チューブが収縮します。

実は炎に近づけすぎて熱収縮チューブが燃えてしまいました。・・・失敗の例

失敗例

 

やり直したのがこれです。

完成

 

簡単にできるので、お試しください。

セラミックの焼網を使ってコーヒーのローストに与える影響を検証しました。

テスト, 温度計やコンロや小道具 | by 管理者
2月 02日 2012 年

今日は盛りだくさんです。

 

コーヒーをローストするときにセラミックの焼網を使ったときの安全性

 

前回のブログで、セラミックの焼網を使ってコーヒーのローストをシミュレートしてカセットコンロを置いたテーブルの温度を計測するとお話しましたが、そのテストを実施しました。

調査したコーヒーロースターには天ぷらガードのフードを付けない「お手軽ロースト」として紹介しているコーヒーローストでの調査です。

 

① 温度計の熱電対をIHコンロにテープで固定する。

温度計の熱電対をIHコンロに固定

 

② 熱電対の上にカセットコンロのバーナーが来るようにカセットコンロを配置し、ゴトクの上にセラミックの焼網を乗せる。

カセットコンロを配置

 

③ コンロに点火して火力をコーヒーローストするときと同じ強さに調整する。このときのテーブルの温度は23度

開始時のテーブルの温度

 

④ 10分経過したところでテーブルの温度は51度まで上昇

10分経過後の温度

 

⑤ 15分経過したところでテーブルの温度は69度まで上昇

15分経過後の温度

 

⑦ 20分経過したところでテーブルの温度は81度まで上昇

20分経過後の温度

 

20分経過したところでテーブルの温度は81度ですが、テーブルが焦げる温度ではありません。

そして、カセットボンベは熱いどころか、冷えて冷たいです。

カセットボンベの温度

 

81度もあるので、テーブルは熱い。

テーブルの温度

 

これが、加熱時間とテーブルの温度の表です。

時間(分) 温度(℃) 時間(分) 温度(℃)
0 22 11 56
1 23 12 58
2 24 13 62
3 26 14 66
4 29 15 69
5 31 16 73
6 36 17 74
7 40 18 76
8 44 19 79
9 48 20 81
10 51

 

「お手軽ロースト」でコーヒーをローストするときにセラミックを焼網を使っても、焦げたり熱で変色するテーブルの上でやらなければ、おそらく問題ないだろうと思います。

しかし、前回も言いましたが、メーカーが使うなといっているものをお勧めするわけにはいかないので、セラミックを焼網を使うのであれば自己責任でお願いします。

 

 

 

天ぷらガードの安全性

 

次に、天ぷらガードをコーヒーロースターのフードに使ったときの安全性について調査しました。

まず、「天ぷらガードは燃えるか?」ですが、燃えません。

下の写真のように赤くなって溶けます。

天ぷらガードは燃えるか?

 

天ぷらガードをガスの炎で直接加熱すれば写真のように溶けますが、実際にコーヒーのローストで直接過熱するような使い方はしません。

そこで、コーヒーのローストで使うようにフードの中にセラミックの焼網を入れて火力を全開にして加熱しました。

※ 実際はステンレスのフレームを介して天ぷらガードを取り付けるので、この実験の方が条件としては過酷です。

 

予想外のハプニングが起きてもすぐに水が使えるキッチンの流しにカセットコンロとセラミックの焼網を配置

セラミックの焼網を配置

 

今となっては使わないフード1号の天井に温度計をセットしてカセットコンロに点火して火力を全開にします。

フードの燃焼試験開始

 

しばらくすると何やら天井付近から煙が発生しています。フードが燃えているのか?

天井付近から煙が発生

 

そのときの温度は369度

煙発生時の温度

 

フードの中をのぞき込むと遠赤外線でまっかっか

フードの中の様子

 

この状態でセラミックのすぐ下にある天ぷらガードを確すると、全く問題ありません。

天ぷらガードはガスコンロのバーナーの汁受けに使われているのと同じ材質なので問題なくて当然ですね。

赤くなっていても天ぷらガードに問題なし

 

そのときの温度は467度

結局、温度計の表示はこの付近を上がったり下がったりしていました。

温度の測定

 

10分経過したところでテスト終了

10分経過後テスト終了

 

カセットボンベは熱くないです。むしろ冷たい。

カセットボンベの温度

 

煙が上がって燃えていたのは、温度計の熱電対を保護している熱収縮チューブでした。

黒焦げのボロボロの熱収縮チューブ

燃えていたのは熱収縮チューブ

 

フードの内側を見ても、熱電対が焦げて黒くなっているところ以外に異常なし

フードの内側は異常なし

 

① コーヒーのローストで使う回転ドラムの温度は最高で約250度

② このテストから467度で天ぷらガード(材料はアルミニウム)は全く問題なし

③ アルミニウムの融点は660度・・・実際に使う温度帯は250度以下

これら①~③のことを勘案して、アルミニウム製の天ぷらガードをコーヒーロースターのフードとして使うのに何ら問題なさそうです。

セラミックの焼網の使用について

テスト, 温度計やコンロや小道具 | by 管理者
2月 01日 2012 年

普通のカセットコンロを使ってコーヒーをローストするときにセラミックの焼網や鍋蓋のようなものを使って炎を拡散して回転ドラムを均一に過熱する方法を推奨していましたが、カセットコンロの注意書きを読むと、セラミックの焼網を使わないように注意書きがあったので、何故なのか調べてみました。

セラミックの焼網の注意書き

 

おそらく元ネタはこの記事

簡単に説明すると、カセットコンロにセラミックの焼網を使ってカニを焼いて食べていたら、テーブルが焦げてしまった。

そこで消費生活センターに苦情をいったところ、同センターでテストを行って調査した。

カセットコンロの火力を全開にして1時間使用した後の木製テーブルの温度とボンベの温度を調べたらかなり高温だったので、消費生活センターは注意喚起したといったところ。

 

消費生活センターによる注意喚起の真相1

 

消費生活センターによる注意喚起の真相2

 

コーヒーをローストする上で、消費生活センターがテストしたように1時間も火力全開で加熱することはありえないっていうか、こんなことしたらコーヒー豆が燃えて火災になってしまうので普通に考えてありえないんだけど、メーカーがダメって言っているのに「はい、どうぞ」って薦めるわけにはいかないので、セラミックの焼網ではなく、普通の焼網を推奨ということにします。セラミックの焼網の使用は、ご自分で判断してください。

 

私のコーヒーロースターでは、使用する火力は最大で中火まで、しかも紹介している焼網もコーヒーロースターのフレームに入る小さなものなのでテーブルが焦げることはないと思いますが、使用するカセットコンロや焼網の違いによって、コンロを置いたテーブルの温度がどのくらいまで上昇するのか分らないので、燃えたり焦げたりしない場所で使用してもらうように注意喚起しようと思います。

とはいっても、実際にセラミックの焼網を置いてコーヒーローストしたときの温度がどのくらいになるのか興味あるところなので、調査してみました。

 

写真のようにフードを付けて中火で11分加熱すると回転ドラムの温度は温度計の測定限界の350度まで上昇しました。

私のコーヒーロースターにおける回転ドラムの適正温度は最高温度でせいぜい250度なので、350度という温度はちょっと上がりすぎなんだけど、この手の実験はマージンを積んでやるのが常なのでやりすぎくらいが丁度良いと思います。 ヾ (;´▽`A“アセアセ

このときのコンロを置いたテーブルの温度は74度

回転ドラム内の空気の温度

 

次にコンロの火を止めて240度くらいまで下がったところでコンロに再点火、その後250度くらいになるように火力を調整しました。

一番最初の点火からトータルで30分間経過した後のテーブルの温度は84度

30分間経過後のテーブルの温度

 

テストが終了した後のカセットボンベを触っても全然熱くないです。

カセットボンベの温度

 

やっぱり、テーブルを触ると熱いです。

テーブルの温度

 

使用するカセットコンロの構造(カセットコンロはコンロ内にガスが充満しないように底が穴あき構造になっているので、数あるコンロの中にはテーブルに熱を伝えやすいものがあります。)、焼網の大きさや高さ、火力等の諸条件でテーブルへの熱の伝わり方が変わるので、決してこの実験と同じようになるわけじゃないですが、用心のためにキッチンの人造大理石の上とか木製テーブルの上とか熱で変色が予想される場所で使用することは避けた方が良いと思います。

今回は極端な使用条件でのテストでしたが、次回は実際のコーヒーのローストと同様にテストしてみたいと思います。