2013 年 4 月

コーヒーロースターのフードの改良、耐久性と保温性の向上を目指して!

機能向上 | by 管理者
4月 26日 2013 年

現在使用中のレンジパネル(天ぷらガード)で作ったフードはすでに1年4ヶ月使用しており、まだまだ十分に使えそうです。

そして、いつまで使うことができるのか確認しようと思っていましたが、耐久性と保温性の向上を目指してフードを作り直しました。

 

これが今回作り直したフードですが、見た目が一緒なので前作との違いが分からない!?

厚さが2倍なので、耐久性と保温性は前作のフードより、かなり向上しています。・・・ハズです。

新作のフード

 

ホームセンターで材料探し

理想は1mm厚のステンレス板で作成することだと思いますが、1mm厚のステンレス板は硬い素材なので業者に依頼しない限り個人で加工するのは無理。

そこで道具を持っていない個人がどこまで出来るのか、材料を探しに近くのホームセンターに行きました。

 

まず目についたのが0.1mmの厚さのステンレス板、455mm × 920mmで2,480円也。

0.1mm厚のステンレス板なら金切りばさみで切ることが出来ますが、中途半端な厚さなので切断面で手を切ってしまいそうです。

これで作ったらおそらく危険です。

0.1mmの厚さのステンレス版

 

 

次に目に付いたのが、0.3mmの厚さのアルミ板、455mm × 910mmで1,480円也。

上手に処理をすれば手を切ることもなさそう。

ちなみに0.6mmの厚さのアルミ板は2,480円でした。

0.3mmの厚さのアルミ板

ここら辺の材料で良いかな?って思いましたが、良く考えるとカッターナイフで丸く切り取れない可能性があるので、これらの厚めの金属板はボツ。

※ ジグソーを持っていれば金属板でも円形に切り取るのことが可能だと思いますが、私はジグソーを持っていないので。ところでアルミは粘りのある金属なので、ジグソーで切ると切り口が汚くなるかもしれないです。これはやってみないとなんとも・・・

 

そこで、レンジパネル(天ぷらガード)を2重に重ねてフードを作成することにしました。

レンジパネルの厚さは0.02mmのアルミ板(アルミ箔と言った方が正確かも)なので、それ1枚だけでは弱いのですが、フードの角の部分は何重にも折り重ねて強度を出すようにしているので、今まで使用していたフードでもそこそのこ強度が有ります。

今回はさらに2枚重ねて作成するので角の折り返し部分はレンジパネル10枚分の厚さ、つまり0.02mm × 10枚 = 0.2mmのアルミ板の強度に相当します。

 

 

フードの作成

用意する材料は全て2枚づつ必要になります。

材料は全て2枚づつ

 

 

2枚重ねて端をホッチキスで固定してからやると折り曲げ易い。

※ 折シロ部分が2cmあるので、端から約1cmの位置をホッチキスで止めれば、折シロを折った時にホッチキスのハリも一緒に折り込まれて見えなくなるので好都合

2枚重ねる

 

 

2枚重ねているので、端をこのままにするよりは・・・

端の処理をする前

 

 

このように5mm程度折り曲げて処理をした方が使い易いし、強度アップになる。

端の処理をした後

 

 

これで完成です。上部のスライド扉は前作のフードから流用します。

新作のフード

 

基本的な作成方法は、ホームページで紹介している一枚物のフードと一緒ですが、以下の点で変更しています。

上部のスライド扉のガイドの折り返し部分で従来のフードは2重に折り返していましたが、今回は1重で折り返しています。

これは2枚重ねて作成しているため、2重に折り返すと厚みが増して折り返しに難儀することが予想されたからです。

また、フレームと支柱の間の下側のボルトにM8のワッシャ(余ったレンジパネルでもOK)を挿入して隙間を調整しています。

※ 今回の設計図は後日掲載します。

 

今回のフードは前回よりしっかりしていますが、作成に丸々半日かかって面倒くさかったです。

しかし製作費は全然安く、たったの298円でした。

今まで使用していたフードは1年4ヶ月以上の耐久性があったので、今度のフードはさらに数年?って期待しています。

次回から新作のフードで珈琲をローストします。更新していくつもりなので、よろしくお願いします。

珈琲焙煎機に取り付けた羽の効果:お客様のお便りから。

その他の記事 | by 管理者
4月 24日 2013 年

珈琲焙煎機の羽をご購入して頂いたお客様から回転ドラムに撹拌羽を付けた感想をメールで頂きました。

ご本人にブログへの掲載許可の了解を頂いたものの、ここ数日サーバトラブルが頻発するようになったため、安穏とブログの更新をしている訳にはいかななったのですが、ようやくサーバトラブルが解消したため、満を持して掲載させていただきます。

※ サーバの予備機の準備をしていましたが、大事に至らなくて良かった。

 

*** ここから ***

いつもお世話様です。
本日送付いただきました、撹拌羽を取り付けてコスタリカ200g焙煎いたしました。
結果は良好です。
欲張って3枚取り付けましたが凄い効果を感じました。
まず以前では焙煎機回し始めは、豆の動きが鈍かったのが
最初から目にも止まらぬ早さで、ドラム内を飛び交っている。
更に3~4分くらいからチャフがどんどん落ちてくる。
また今回撹拌羽を取り付けるため焙煎機を分解しましたので
購入後1年ぶりに各部を大掃除したため、回転音が大変静かになった。
ドラム内の豆の動きが大きく飛躍し、温度がムラなく伝わり
焼き上がりは1~2分短縮しました。
難点はひとつあまり勢い良くドラム内で豆が飛躍するため
焼き上がりまでに豆が投入口から10粒ほど飛び出して来た。
まぁこれは笑い話の範疇かと思います。
以上、ご報告いたします。

*** ここまで ***

 

 

撹拌羽を付けた回転ドラム

※昔の写真をリンクしているので、現在の羽とは少し仕様が違います。

撹拌羽を付けた回転ドラム

 

1枚羽でも十分な性能ですが、この方の焙煎機には羽を3枚も取り付けているので撹拌能力はかなり強力です。

ホームページに3枚羽の動画があるので、ご覧になって下さい。

動画を見ると回転ドラムの中で珈琲豆が踊っているのが良く分かりますが、お便りの中の回転ドラムの中で「豆が飛び交う」という表現も良く分かりますね。

http://www.trend-ai.com/coffee/baisenki-hane.html#blade3

そして羽を付けたことにより、上記以外に焙煎時間やチャフの落ち方でも良い効果があったようです。

ご購入して頂いたお客様からこのような感想を頂けると、電動珈琲焙煎機をリリースして良かったと心から思います。

 

 

撹拌力が強すぎて珈琲豆が回転ドラムから飛び出すときの対処方法

「焼き上がりまでに豆が投入口から10粒ほど飛び出して来た。」とありますが、珈琲豆の量が多くなって攪拌力が強くなると、ある程度の珈琲豆が回転ドラムから飛び出してしまうのは仕方のない事です。

その場合は、蒸らし焙煎で紹介しているフタを付ければ解決しますので、この方法で対処して頂く様にお願いします。

 

こだわりたいから自家焙煎

「少し酸味が足りない」とか「もう少し強めにローストした方が良い」とか、売っている珈琲豆では満足できない場合が有ります。・・・私がそうなので!

それなら自分で納得できる珈琲を焙煎すれば良い・・・ってごく単純な発想なんですが、妥協できない「こだわり」を持つとこうなってしまいました。

だから「自家焙煎」なんです。

 

写真にも通じるところがあって、気に入った1枚がなかなか撮れない。

これも下手の横好きというか「こだわり」があるからなんですが、昔の銀塩カメラのときは、現像するまで結果が分からなかったので、今よりももっと酷い駄作の連続でした。

下の写真はレンズの絞りを開放にして背景をボカした写真です。・・・コレも駄作 (-ノ-)/Ωチーン

珈琲豆をカップに入れて!

Pentax K-01 + FA35mmF2AL で撮影、ちなみに私は昔からペンタックス党です。

新作のフタを回転ドラムに付けてコパカバーナ農園のコーヒーロースト、新しい発見のオマケ付き!

コパカバーナ農園 | by 管理者
4月 18日 2013 年

これだけ暖かくなってくると、ガスボンベの湯煎も不要ですね。

暖かいというよりは暑いくらいでしたが!

 

以前、あまり好みじゃなかったコパカバーナ農園ですが、久しぶりローストして飲むと悪くないと思えてきました。

このコーヒー豆は個性の強いコーヒー豆です。

ローストし過ぎないように、そして酸味が無くなる程度にローストすると良い感じです。

さらっと言ってしまいましたが、今までこれが出来ていなかったんでしょうね。

 

 

今回ローストした コパカバーナ農園です。

焼きムラも無く、いつものようにキレイに焼けています。

ローストしたコパカバーナ農園

 

 

新作のフタを採用

いつものロースト風景ですが、今回コーヒーロースターの回転ドラムに取り付けたフタはハトメで穴を補強した新作です。

新作のフタを付けたロースター

 

 

回転中のフタを撮影しましたが、今回の改良により温度計のプローブが傷んだ穴のササクレ部分に引っかかることが無くなりました。

フタにハトメを付けて穴を補強する方法はお勧めです。

回転しているフタ

 

 

コーヒーにすると

今年の2月くらいまで1ハゼ後に最少火力にしてから最低温度が200度を維持するように調整していましたが、最近では210度まで温度が下がったところで若干火力を上げて210度を維持するように火力を調整しています。・・・そのため若干火力強め!

結果、匂いやコクが若干増す代わりに、エグミも若干増す傾向があります。

最低温度が200度の方が飲みやすく、210度の方が個性が強い感じです。

どちらが良いのか?

これは好みの問題だと思います。

おそらく万人に好まれるのは200度の方、しかしコーヒー通に好まれるのは210度の方かな。

ちょっとした違いだけど、微妙に味が違ってくるので面白いです。

いろいろ試してみて下さい。きっと好みの味が見つかります。

コーヒーのドリップ中

 

 

 

ローストデータ

今回のローストデータです。

15分~17分の間で210度を維持するように火力を微妙に調整しています。

コパカバーナ農園 100g 2013年4月18日ロースト
経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 22 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 62
2分 84
3分 103
4分 117
5分 130
6分 142
7分 155
8分 166
9分 177
10分 188
11分 297
12分 207 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた
13分 222 2.4→1.2 13分8秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。
13分55秒 232度で1ハゼが来た。
14分 235
15分 220 1.2→0.1 50% 1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更
235度で火力を1.2→0.1に下げた。
15分48秒で1ハゼ終了
16分 210
17分 209 17分10秒でロースト終了

 

回転ドラムのフタの改良、ハトメで穴を補強しました。

機能向上, 蒸らし焙煎 | by 管理者
4月 15日 2013 年

回転ドラムのフタを作り直しました。

今までのフタと何が違うのか?

温度計のプローブを通す穴にハトメを付けて補強しました。

新作のフタ

 

 

昨年の9月に作成した回転ドラムのフタですが、温度計のプローブが穴に当たるため、少しずつ穴が傷んできました。

これが約半年使い込んだフタですが、少し穴の部分がササクレています。

このまま使い続けても問題ないですが・・・

傷んだ穴

 

 

何か穴を補強出来ないか100均を探したところ、安くて良いものを見つけました。

ダイソーで買ったハトメとそれをかしめる工具セット、合わせて210円です。

8mmと10mmのハトメが有りましたが、8mmを買いました。

穴が小さい方が密閉性が上がるかな?程度ですが、結果どちらも変わらないでしょうね。

好きな方で良いと思います。

しかし、掲載している設計図が10mmの穴なので、8mmのハトメを使用するのであれば、フタのパーツに開ける穴の大きさを8mmに変更してください。

100均で買ったハトメと工具

 

 

フタのパーツとハトメとそれをかしめる工具です。

フタの部品とハトメ

 

 

下皿座と上皿座の間にハトメとフタを挟んで金槌で叩くと・・・

ハトメを金槌で叩く

 

 

ハトメでかしめたフタのパーツです。

ハトメで補強の完成

 

 

フタの完成です。

取り敢えず今日はフタの作成まで。

完成

 

ホームページに「過去の焙煎履歴」ページを追加しました。

その他の記事 | by 管理者
4月 13日 2013 年

昨年の秋から回転ドラムに羽を付けましたが、その頃から現在までの焙煎データ(時間と温度)があるものを時系列で一覧形式に纏めました。

リンクをクリックするコーヒーをローストした日のブログにジャンプします。

Excelに横一列で全ての焙煎データの時間と温度を記載する方法も考えましたが、焙煎ごとにコメントが合った方が分かり易いと思い、敢えてこの方法にしています。

さらに珈琲の出来も比較し易いように写真を一緒に掲載していますが、撮影した時の光の加減で赤っぽかったり・青っぽかったり、暗かったり・明るかったりと微妙にブレていることをご了承ください。

過去にコーヒーロースターで焙煎したデータ一覧はこちらです。

 

このように時系列に並べてみると、昨年より今年の方が出来が良いように感じるのですが気のせいですか? (;^_^A アセアセ・・・

今回追加した「過去の焙煎履歴」ページは、今後時間のある時に纏めて更新していくつもりなので、よろしくお願いします。

コロンビア・クレオパトラSPの珈琲焙煎とデジタル一眼での撮影

コロンビア・クレオパトラSP | by 管理者
4月 06日 2013 年

ホームページやブログの物品撮影用にデジタル一眼レフを購入しました。

今、底値のPentax K-01 マップカメラで24,700円、人気が無い割にPentaxの最上級機種K5に遜色ない高画質なモデルらしく、良い買い物でした。

Pentax K-01

 

 

 

このK-01に単焦点の35mmのレンズで10年くらい前に購入したFA35mmF2ALを装着して撮影した珈琲豆がこれです。

絞りF4で撮影しましたが、ピントの合ってないところは綺麗にボケるし、雰囲気のある優しい写真になりました。

カメラを変えただけでこんなに違うんだと驚きです。

Pentax K-01 + FA35mmF2ALで撮影した「コロンビア クレオパトラSP」、今日焙煎した珈琲豆です。

K-01で撮影

 

 

いつもの焙煎風景ですが、新しいカメラで撮影しています。

自作したアルミのフードを珈琲焙煎機に実装して珈琲豆を焙煎しています。

ズーム出来ないので、いつもより大きく写ってしまいました。

焙煎中の風景

 

 

今日は暖かかったので、ガスボンベの湯煎はやりませんでした。

また新品の熱電対に取り替えてから、初めての珈琲焙煎です。

今回は何のハプニングも無く、珈琲焙煎の出来は写真のとおり、キレイに焼けています。

 

コロンビア・クレオパトラSP 100g 2013年4月6日焙煎
経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 25 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 56
2分 74
3分 93
4分 109
5分 123
6分 138
7分 150
8分 164
9分 174
10分 177
11分 200
12分 211 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた
13分 225 2.4→1.2 13分で225度になったため、火力を1.2に下げた。
14分 229 14分26秒で1ハゼが来た。
15分 233 1.2→0.1 50% 1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更
235度で火力を1.2→0.1に下げた。
16分 219 16分16秒で1ハゼ終了
17分 211 17分20秒で焙煎終了

 

 

おまけ

珈琲焙煎とは関係ないけど、今日は雨で大荒れの天気だったので庭を撮影してみました。

下の写真はPentax K-01 + FA★85mmF1.4(単焦点85mm)の絞り解放です。

このレンズは10年くらい前に買った、Pentaxファンなら誰でも知っているポートレートレンズ、いわゆるお姉ちゃん撮影用レンズですが、大きくなると娘が写真を撮らしてくれないので、出番が無くなってしまいました。

カメラを向けると顔を背けるし、小学校の卒業式に出席するためにカメラの準備をしていると「来るな」と言われるし、親父の立場が無いですよ、トホホ。

K-01+FA★85mmF1.4