2014 年 7 月

ボンベがコンロから外れる!?気温が高い夏場のコーヒーロースト

ノウハウ, 機能向上 | by 管理者
7月 29日 2014 年

5月頃、今年は冷夏になると聞いて喜んでいたのに一転猛暑の予想に変わり、ここ数日間うだるような暑さが続いています。
キッチンの温度が30℃を越える中でコーヒーローストすると本当に暑いんですけど、それ以上に困るのがコーヒーのロースト中にガスボンベが熱くなり過ぎてコンロ(イワタニの「炉ばた大将 炙屋」)から外れてしまう事。
いつもコーヒーのロースト中に温度の上昇具合を監視しているので、「アレッおかしい、温度が上がっていない」ってコンロを確認すると、火が消えていることがしばしばあります。
エアコンの効いた涼しい部屋ならいざ知らず、私のキッチンはそうじゃないのでどうしたものかと・・・
※ ご使用のコンロの種類やローストするときの室温、時間の違いにより、ガスボンベが外れないコンロもあります。

ガスボンベがコンロから外れる理由

ガスボンベが外れる原因は、室温が高いから?と思いがちですが、そう単純ではじゃありません。
ガスボンベの中のガスが気化するときに周りから熱を奪うので、コンロでガスが燃焼するとガスボンベは冷えていきます。
ガスボンベが冷えると気化し難くなるので、ヒートパネルでガスボンベを暖めて気化を促進するのですが、夏場は温め過ぎるのでガスボンベ内のガス圧が高くなり過ぎてガスボンベが外れてしまいます。
これが気温の高い夏場にガスボンベが外れる理由です。
ヒートパネルは気温の低い冬には火力が落ちないので非常に有効ですが、逆に気温の高い夏はありがた迷惑な部品なんです。

対策は?

以前、ブログで簡単に紹介しましたが、気温の高い夏場は「炉ばた大将 炙屋」のヒートパネルを外してコーヒーローストに使用しています。
数日前、このコンロを使って200gのコーヒーをローストしましたが、ロースト完了後にガスボンベに触れるても人肌より少し冷たいくらいでガスボンベも外れませんでした。

以前撮影した写真を引っ張りだしたので上下逆ですが、ヒートパネル付きと無しのコンロの写真です。

ヒートパネルが付いたコンロ
ヒートパネルが付いた状態

ヒートパネルを外したコンロ
ヒートパネル取り外し済み

ヒートパネルを外す以外に、今までどおりローストして「ガスボンベが外れたら水でボンベを冷やしてコンロに再装着してローストを続ける方法」や「ガスボンベの温度が高くなり過ぎないようにガスボンベに濡れ布巾をかけてローストする方法」も考えられますが、私は安全性の面から「炉ばた大将 炙屋」はヒートパネルを外してローストする方法が一番良いのではないか?と考えています。

これはガスボンベが外れるほどヒートパネルで加熱するくらいなら、いっそのことヒートパネルを外した方が安全じゃないの?っていうのがその理由です。

ヒートパネルを外したときの問題点

私が何度も使った限り、「炉ばた大将 炙屋」でヒートパネルを外すと2つの問題点がありました。

1.着火性が悪くなる。
2.火力が落ちる。

着火性が悪くなると着火ミスをしたときのガスがコンロ内に留まり、次に着火したときの炎が大きくなります。
鍋物をするときに、何度か「カチッ、カチッ」とガスコンロのつまみを回して着火ミスを繰り返した後、次に着火したときの炎が大きくなった経験が誰にもあると思いますが、これと同じことが起こる可能性がります。
着火ミスをしたときは暫く時間をおいてから再点火するか、息を吹いてガスを拡散させてから再点火すれば大丈夫です。

次にヒートパネルを外したことにより、ガスボンベの温度が低くなってガスが気化し難くなるので火力が落ちます。
これはガス調整つまみを回してガスの量を多めに調整すれば大丈夫です。

私は上記のいずれの場合も大した問題ではないと考えています。

メーカーが気温の高いとき使うヒートパネルを別途用意してくれると嬉しいのですが、コストが上がるのでボンベが外れたら、冷ましてから付け直してくださいというのがスタンスなんでしょうね。

私は気温の高い夏場だけコンロからヒートパネルを外して使用し、気温が下がる秋から取り付けて使用しています。

ヒートパネルを外したときの火力調整のコツ

我が家では私一人しかコーヒーを飲まないので、一度のロースト量は100gにすることが多いのですが、100gだとヒートパネルを外しても多少火力が落ちたな~程度であまり影響ありません。
しかし、200gローストしたら・・・火力がかなり違う。
普段は一直線に温度上昇していくのに180度以降で温度計の数字が上下にフラフラしながら上昇していく。・・・明らかに火力が弱い。
14分丁度に火力アップしても温度の上昇スピードが鈍い。
ローストするコーヒー豆の量が増えるとヒートパネルを外した影響が大きくなるようです。
それを考慮して火力を調整すれば上手にロースト出来ると思います。

注 意
  コーヒーをローストすることを前提にイワタニの「炉ばた大将 炙屋」のヒートパネルを外して検証した結果を記載しましたが、その安全性を保証するものでは有りません。
  そして、ヒートパネルを外すとメーカー保証外の使用になることをご理解の上、自己責任でご使用ください。
  また、ここに記載した内容は「炉ばた大将 炙屋」のことであり、他のコンロでヒートパネルを外して安全に使用できるかどうか分かりません。

コーヒーロースターの火力について

ノウハウ | by 管理者
7月 23日 2014 年

私のブログでは実際にコーヒーをローストしたときの温度や火力、ダンパーの開度を公開しています。
その中でも分かり難いのが火力。

火力

例えば、上の表の火力の1.7って数字は何?って思うはず。
私はイワタニの「炉ばた大将 炙屋」というコンロを使っていますが、この火力調整つまみの文字盤のメモリをそのまま数字に置き換えたのが火力です。

火力調整つまみ

例えば、取り扱い説明書から一部抜粋した以下の画像を見ると、火力0の位置、1.0 2.0 3.0の位置の意味がご理解いただけると思います。

火力調整の方法

使用するコンロの種類が違うとこの数字の意味も違ってきますが、私が掲載している表から時間と温度を参考にして同じような温度カーブを描く火力を見つけていただくと、私と同じようにローストできるはずです。
はじめの数回は失敗しますが、これも美味しいコーヒーをローストするためです。
ご自分の好みに合うか火力を見つければ、それ以降楽しいコーヒーローストが実現出来ます。

コーヒー豆の保存と「ケニア ブラックベリーAA」・「東チモール」のコーヒーロースト

ケニア・ブラックベリー AA, 東チモール | by 管理者
7月 18日 2014 年

スマートホンを持っていないのでタブレットが欲しいな~と思っているのですが、パソコンが有るのにタブレットを買っても使っている状況が想像できなくて、今一歩踏み込めない今日この頃です。

さて、暑い日が続きますが、この季節に飲むコーヒーはホット、それともアイスですか?

私はアイスコーヒーを時々飲みますが、ホットで飲む方が断然多いです。もちろん量は少なくなりますが・・・
そのため、焙煎豆の在庫が少なくなってきたため、東チモールとケニア ブラックベリーAAのローストを行いましたが、今回のブログはコーヒー豆の保存からスタート。

ローストしたコーヒー豆の保存

この焙煎豆が入っている4本の保存ビンは冷蔵庫から取り出したばかりなので湿気で保存ビンの表面が結露して曇っておりますが、量の少ない2本の保存ビンは7月6日にローストしたコーヒー豆です。

冷蔵庫保存のコーヒー豆

そして7月6日にローストしたコーヒー豆を保存ビンの蓋に全て出したところ丁度良い具合に蓋に収まったので、並べて比較した写真がこれです。
ローストしてから約2週間経過しましたが、コーヒー豆の表面に油が浮いていないし、良い状態で保存できています。
ちなみに火力が強すぎてローストに失敗すると2~3日でコーヒー豆の表面が油まみれになります。

コーヒー豆の状態

2年前はローストしてもすぐに飲みきってしまうので、この季節でも常温保存していましたが、今は量も種類も多めにローストしているので、冷蔵庫保存を基本にしています。もし焙煎豆の消費に時間が掛かるのであれば冷蔵庫保存をお勧めします。

ケニア ブラックベリーAAと東チモールのロースト

種類の違ったコーヒー豆をローストする度に新しい発見があって、面白い世界だと思うのですが、今回ローストしたケニア ブラックベリーAAを飲んだところ、少し酸味があって柑橘系のコーヒー。但しイルガチャフほど柑橘系じゃなく、一般受けする感じ。

東チモールは今まで飲んだコーヒーとは違って個性の無いところが個性的なコーヒー。良く言えば中立・中庸で飲みやすい、悪く言うと甘みや酸味、香り等の個性にパンチがなく、好みの味や香りがはっきりしている人には、つまらない印象になると思います。

もちろんローストの方法でコーヒーの味や香りが違ってくるので、これが全てじゃ有りません。

ケニア ブラックベリー AAのローストデータ

ケニア ブラックベリーのロースト中

ロースター横の時計に表示された温度を見ても分かるように今日のローストは(も?)暑かった。
人間も機械もおかしくなってしまいそうな気温ですが、1ハゼの温度が5度くらい低かったのでロースターの温度計は若干低めの温度を表示している感じでした。

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 34 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 58
2分 80
3分 100
4分 113
5分 126
6分 137
7分 147
8分
9分 166
10分 175
11分 184
12分 192 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた。
13分 209 2.4→1.2 13分55秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。
14分 235 14分17秒 226度で1ハゼが来た。
15分 229 40% 1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。
16分 219 16分08秒で1ハゼ終了
17分 218 17分30秒で終了

 

 

ロースト済みのケニア ブラックベリーAA

写真を見たとおり、綺麗にローストできています。

東チモールのローストデータ
東チモールのロースト中

ケニア ブラックベリーのローストが終了してから暫くして東チモールのローストを開始しました。若干開始時の温度が高いのはそれが原因です。

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 38 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 66
2分 91
3分 109
4分 124
5分 136
6分 148
7分 157
8分 167
9分 175
10分 182
11分 191
12分 199 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた。
13分 214 2.4→1.2 13分41秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。
14分 227 14分50秒 231度で1ハゼが来た。
15分 231 40% 1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。
16分 223 16分51秒で1ハゼ終了
17分 218
18分 218 18分20秒で終了

 

 

ロースト済みの東チモール

生豆の状態では大きさが不揃いで大丈夫か?と思いましたが、この写真を見るとシワが良く伸びて綺麗にローストできています。

喫茶店の味?コロンビア ナリーニョ ノーブル SP

コロンビア ナリーニョ ノーブル SP, タンザニア KIBO AA, 蒸らし焙煎 | by 管理者
7月 06日 2014 年

注文していたコーヒー豆が届きました。
購入したコーヒー豆

全部で500gづつ計6種類。
私は毎回違った種類のコーヒー豆を購入するようにしていますが、販売サイトに記載された内容を参考にしながら商品を選ぶ時と届いた商品の箱を開ける瞬間が楽しいですね。
今回注文したコーヒー豆の中でエチオピア イリガチャフ G-1はリピート購入ですが、前回のナチュラルと違ってウォッシュドを選んでみました。
どのように味が違うのか、ちょっと楽しみ。

そして今回はタンザニアも1種類購入しました。
以前購入した「タンザニア・オルディアニ」が上手くローストできななかったので、他の種類のタンザニアだったらどうなるのか、こちらは興味本位での購入です。

はじめからローストしてあるコーヒー豆と違って自家ローストのやり方でコーヒーの味が全く違ってくるので、今度のコーヒーは自分好みのコーヒー豆なのか、楽しみです。

また、今回から回転ドラムの攪拌羽を1枚から2枚に増やし、製品版と同じフレームに交換してコーヒーロースターをリニューアルしています。/p>
回転ドラム
 
 

コロンビア ナリーニョ ノーブル SPのロースト

今日の天気は曇り。雨は降っていないけどジメジメした不快指数の高い室内でのコーヒーローストになりました。
コロンビアのロースト

こちらはローストデータです。

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 30 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 60
2分 82
3分 99
4分 116
5分 126
6分 137
7分 147
8分 157
9分 166
10分 175
11分 185
12分 193 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた。
13分 209
14分 225 2.4→1.2 14分00秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。14分43秒 231度で1ハゼが来た。
15分 231 40% 15分15秒 1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。
16分 223 16分13秒で1ハゼ終了
17分 216
18分 218 18分20秒で終了

 
 

これはローストを完了したコロンビア ナリーニョ ノーブル SPです。
ローストを完了したコロンビア ナリーニョ ノーブル SP

 
 

タンザニア KIBO AAのロースト

タンザニアのロースト

コロンビアに引き続き・・・って訳じゃなく、台風が近づいているので庭の雨水枡の掃除を先にやることになってしまい、タンザニアのローストは2時間後になってしまいました。

こちらはローストデータです。

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 30 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 56
2分 81
3分 99
4分 115
5分 127
6分 140
7分 150
8分 160
9分 170
10分 179
11分 188
12分 196 1.7→2.4 12分ジャストに火力を2.4に上げた。
13分 211 2.4→1.2 13分49秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。
14分 226 14分40秒 231度で1ハゼが来た。
15分 232 40% 1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。
16分 221 16分24秒で1ハゼ終了
17分 216
18分 217 18分00秒で終了

 
 

若干焼きムラがありますがシワは伸びており、昨年苦労したタンザニア・オルディアニより幾分マシに見えます。コーヒー豆の大きさが若干小さいのでそれが原因かも知れませんね。
まだ試飲していませんが、コーヒー豆を見る限り悪くないように思えます。
ローストを完了したタンザニア KIBO AA

遠めに撮影した写真だと焼きムラが良く分からないのでアップで撮影しました。
タンザニアをアップで撮影