欠品していた部品と一緒に試作していた攪拌用の羽が届きました。
新作の羽の面積は従来品と一緒なので、コーヒー豆を攪拌する能力は同じです。
しかし従来品には羽の下に六角ナットがあったため回転ドラムと羽の隙間が大きくなり、コーヒー豆が挟まってしまう欠点がありましたが、新作の羽は六角ナットを無くしたため隙間が無くなりコーヒー豆が挟まることはありません。
従来品
これは従来品です。
回転ドラムの穴を通して羽と回転ドラムの間に隙間があるのが判りますが、この隙間にコーヒ豆が挟まってしまいます。
そのため、コーヒーを焙煎した後、挟まったコーヒー豆を爪楊枝でつついて落とす手間がありました。
新作
新作の羽です。
コーヒー豆は挟まりませんが、チャフ(コーヒー豆の薄皮)が挟まります。
チャフならこのまま放置しても問題無いと思います。
それでも、時々掃除してあげてください。
焙煎テスト
新作の羽を取り付けて回転ドラムを回してコーヒ豆の様子を見ているだけでも大丈夫という手ごたえは有りましたが、実際にコーヒー豆を焙煎して結果を確認しない限りリリースする訳にはいかないので、100gのコロンビア クレオパトラSPを焙煎しました。
結果は、ご覧のとおり、かなりキレイに焼けています。
さらにアップで撮影。
今日、業者に攪拌羽の製作指示を出したので、問題なければ明日到着するはずです。
次回の注文から新作の羽に切り換えて出荷します。
よろしくお願いします。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 |
メモ |
0分 | 33 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 58 | |||
2分 | 83 | |||
3分 | 102 | |||
4分 | 115 | |||
5分 | 129 | |||
6分 | 143 | |||
7分 | 155 | |||
8分 | 166 | |||
9分 | 179 | |||
10分 | 189 | |||
11分 | 199 | |||
12分 | 208 | 1.7→2.4 | ||
13分 | 225 | 2.4→1.2 | 13分ジャストで225度になったため火力を1.2に下げた。13分55秒 233度で1ハゼが来た。 | |
14分 | 233 | 1.2→0.1 | 50% | 1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更 |
15分 | 223 | |||
16分 | 215 | |||
17分 | 210 | 17分で終了 |