コーヒー豆の真ん中にある薄皮(シルバースキン)。
コーヒー豆の中に入り込んでいるため、チャフのようにロースト中に剥がれて落ちることなく、ロースト終了後もコーヒー豆の中に残ってしまいます。
このシルバースキンは渋くてコーヒーの味を落とすので取り除いた方が良いとあちこちのサイトに記載がありますが、本当にシルバースキンを取り除くと味が良くなるのか?
ローストしたばかりのキューバ・クリスタルマウンテンで確かめてみました。
シルバースキンの取り除き方を調べると「これ」といった定番の方法は特になく、吹いて飛ばすって人もいれば、缶の中で振って質量の違いを利用して分離する人もいるらしい。
しかし今回はテストなので、シルバースキンを完全に取り除く方法を考えると中途半端なこんな方法では調子が悪く、コーヒー豆を小さく砕いて全てのシルバースキンを指で摘まんで拾いました。
下の写真はシルバースキンを拾うためにコーヒー豆を砕いたところです。
普段気にしないで焙煎豆をそのままミルで挽いていましたが、たった20gとはいえ下の写真を見ると相当な量のシルバースキンが含まれていることがわかります。
普通に考えて、コーヒーの味に影響するだろうな。
そんなことを考えながらいつもと同じようにコーヒーにしてみました。
飲んでみると、もともとすっきりした味のコーヒーでしたが、さらに雑味が無くなった感じです。
そして個性も弱くなった!?
たった20gとはいえ完全にシルバースキンを取り除くのに30分以上時間をかけてコーヒー豆と格闘していたので、この手間を考えたらとてもお勧めできるものじゃありません。
しかし5割取り除くとか、取り除く量を適当に妥協する方法もあるし、ここら辺はどうかな。
気が向いたらやるかもしれないですが、私は根が面倒くさがり屋なので・・・。
こんにちは、
「焙煎 ロースター 自作」でグーグル検索してたどり着きました。
シルバースキンですが、先月のWBSで以下の様な機器を紹介していました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_60094/
かなり高価格なので購入に至るまでは至りませんでした。 また、ある程度のエグ味や雑味は豆の個性だと思っていますので・・・。
私はハンドロースターで自家焙煎しています。 95%エスプレッソ用に焙煎しているので、かなりいい加減です。(笑
Yasuoさん、こんにちは。
> ある程度のエグ味や雑味は豆の個性だと思っていますので・・・。
おそらく全て取り除いたら、物足りなくなると思います。
これは私も同感です。
温度計を使って同じ銘柄の珈琲豆を同じように焙煎しても不思議なことに出来が微妙に違います。
この微妙な違いに「成功した」・「失敗した」とか一喜一憂しながら毎回焙煎を楽しんでいます。
僕もクリスタルマウンテンで試しましたけど、チャフ取り除かない方が美味しく感じます。。
チャフとるとなんか物足りない。