マンデリン・スーパーグレード・プロアドミール 、パプアニューギニア シグリAA、エチオピア イリガチャフ G-1の3種類のコーヒー豆を2月4日と2月5日でローストしました。
生豆の状態を見ても、マンデリン・スーパーグレード・プロアドミール 、エチオピア イリガチャフ G-1は形が不揃いなので、これが原因なのか分かりませんが、焼き上がりに若干ムラが多いような気がします。それに対してパプアニューギニアの生豆は形も大きさも揃っています。
エチオピア イリガチャフ G-1
写真中央右下にオレンジ色に見えるような色付きの悪い豆が少し混ざっています。
イリガチャフ独特の柑橘系の香りが無くならないように、深くローストし過ぎないように注意しています。
・ロースト開始から17分30秒で終了
※ 焦げたり色付いていない豆を取り除くことなく、ロースト直後の状態を撮影しています。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 | メモ |
0分 | 22 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 50 | |||
2分 | 78 | |||
3分 | 94 | |||
4分 | 111 | |||
5分 | 124 | |||
6分 | 136 | |||
7分 | 148 | |||
8分 | 159 | |||
9分 | 170 | |||
10分 | 179 | |||
11分 | 189 | |||
12分 | 200 | 1.7→2.4 | 12分ジャストに火力を2.4に上げた。 | |
13分 | 219 | 2.4→1.2 | 13分20秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。 | |
14分 | 227 | 14分42秒で1ハゼが来た。 | ||
15分 | 234 | 50% | 15分23秒で1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを50%に変更した。 | |
16分 | 220 | 16分50秒で1ハゼ終了 | ||
17分 | 216 | 17分30秒で終了 |
パプアニューギニア シグリAA
下の写真を見ても分かるようにムラが無く綺麗に焼けるコーヒー豆です。
生豆も綺麗で形が揃っており、熱が均一に伝わり易いことが綺麗に焼ける原因かもしれないです。
若干深めにローストしています。
・ロースト開始から18分30秒で終了
※ 焦げたり色付いていない豆を取り除くことなく、ロースト直後の状態を撮影しています。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 | メモ |
0分 | 23 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 54 | |||
2分 | 81 | |||
3分 | 96 | |||
4分 | 113 | |||
5分 | 127 | |||
6分 | 140 | |||
7分 | 153 | |||
8分 | 164 | |||
9分 | 175 | |||
10分 | 187 | |||
11分 | 195 | |||
12分 | 204 | 1.7→2.4 | 12分ジャストに火力を2.4に上げた。 | |
13分 | 221 | 2.4→1.2 | 13分11秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。 | |
14分 | 230 | 50% | 14分32秒で1ハゼが来た。 14分55秒で1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを50%に変更した。 | |
15分 | 234 | |||
16分 | 219 | 16分50秒で1ハゼ終了 | ||
17分 | 218 | |||
18分 | 218 | 18分30秒で終了 |
マンデリン・スーパーグレード・プロアドミール
この3種類のコーヒー豆の中では一番深めにローストしています。
生豆の形が不揃いなのは冒頭に書いた通り。
それが原因なのか、色付き方が綺麗じゃないですが、美味いコーヒーです。
※ ショップの説明によると、「果肉除去後、表面にヌメリが付いたまま、パーチメントの状態で天日乾燥を行なう、パルプドナチュラル製法で処理」と書いてあるので、この製法によるヌメリが原因で焼きムラが出来るのかもしれないですね。
・ロースト開始から19分で終了
※ 焦げたり色付いていない豆を取り除くことなく、ロースト直後の状態を撮影しています。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 |
メモ |
0分 | 20 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 54 | |||
2分 | 80 | |||
3分 | 99 | |||
4分 | 116 | |||
5分 | 130 | |||
6分 | 145 | |||
7分 | 157 | |||
8分 | 168 | |||
9分 | 179 | |||
10分 | 188 | |||
11分 | 197 | |||
12分 | 204 | 1.→2.4 | 12分ジャストに火力を2.4に上げた。 | |
13分 | 221 | 2.4→1.2 | 13分17秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。 | |
14分 | 229 | 50% | 14分52秒で1ハゼが来た。 | |
15分 | 235 | 15分10秒で1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを50%に変更した。 | ||
16分 | 225 | 16分19秒で1ハゼ終了 | ||
17分 | 219 | |||
18分 | 218 | |||
19分 | 218 | 19分で終了 |
3種類の焙煎豆を保存ビンに入れました。
分かり難いけど、左が一番ロースト度合が深くて右が浅い。
左から順にマンデリン・スーパーグレード・プロアドミール 、パプアニューギニア シグリAA、エチオピア イリガチャフ G-1です。
それぞれのコーヒー豆をクローズアップして見ると、初めに紹介した3種類の写真のとおりですが、全てのコーヒー豆を保存ビン入れて一緒に撮影すると、どのコーヒー豆も一様に上手にロースト出来ているように見えるので人間の目は不思議なものだと思います。
しかし、見た目がそのまま味に出る訳じゃなく、どのコーヒーも個性が有って三種三様の味がします。
もちろん温度をしっかり管理してローストしているので変なエグミは全くありません。
このコーヒーの中で特に個性的なのは、柑橘系の香りがするエチオピア イリガチャフ G-1。
マンデリンとパプアニューギニアは苦みと甘みがバランスして香りの良いコーヒーですが、マンデリンは冷めると苦みが増す傾向があります。
さらにマンデリンは冷めてから(というよりコーヒーを淹れて時間が経ってから?)温め直すと香りが飛んで苦いだけの最悪なコーヒーになるので作り置き厳禁!?
コーヒーを飲むたびにドリップするのが面倒なので、ちょっと多め(マグカップ2杯分)に作って2杯目を温め直していましたが、マンデリンに限らず全てのコーヒーは温め直すと味が落ちるので、これからは面倒でも1杯ずつドリップしようかな。