前回のブログでコロンビア ナリーニョ ノーブルSPより「東チモールの方が好みだ」なんて書きましたが、コロンビア ナリーニョ ノーブルSPも前回ローストしたものを飲んでいるうち良いなって思うようになってしまいました。
コーヒーはローストの仕方で出来が違ってくるので、1回目にローストしたときより前回の方が上手くロースト出来たということでしょうね。
同じようにローストしているのに微妙な違いが有って面白いです。
味は普通の喫茶店で出されるコーヒーに似ていますが、コクや甘さや香りは自分でローストしたコロンビア ナリーニョ ノーブルSPの方が断然良いです。
タンザニア KIBO AAのロースト
タンザニアは苦手なはずのコーヒー豆なのに、今回は予想に反して上手く焼けました。
何故?
上手に焼けて「何故?」っておかしな表現ですが、頭が理系の人間なので予想したとおりにならないと、上手にロースト出来ても悩んでしまいます。
今から2年前に「タンザニア オルディアニ」のシワが伸びなくて焼きムラが酷く、その原因をショップに問い合わせたことが有りましたが、そのときの回答が「タンザニア産のコーヒー豆は実が固いのでシワが伸びにくい」という内容でした。
この回答をショップから貰ったとき、「上手く焼けないのはロースターが原因ではない」という安心感と「全てのタンザニア産のコーヒー豆は焼きにくいのか?」という落胆が一緒になって複雑な思いがありましたが、どうやら違ったみたいです。
今回タンザニア KIBO AAをローストして、タンザニア産のコーヒー豆がローストしにくいというより、「タンザニア オルディアニ」という種類のコーヒー豆がローストにしにくいと理解した方が良さそうです。
まだまだ経験値が足りなくて日々研究していますが、ウン十万円もする業務用のロースターと違って簡易ロースターに出来ることは限られているので、いろいろなコーヒー豆を焼いて美味しく焼ける方法を探して行きたいですね。
ここからはタンザニア KIBO AAをローストしたときのデータです。
ローストした日は3日前の9月17日になります。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 |
メモ |
0分 | 34 | 2.2 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 62 | |||
2分 | 82 | |||
3分 | 100 | |||
4分 | 118 | |||
5分 | 131 | |||
6分 | 144 | |||
7分 | 155 | |||
8分 | 166 | |||
9分 | 179 | |||
10分 | 189 | |||
11分 | 200 | 2.2→3.0 | 11分ジャストに火力を3.0に上げた。 | |
12分 | 213 | 3.0→1.7 | 12分54秒で225度になったため、火力を1.7に下げた。 | |
13分 | 227 | 13分45秒 231度で1ハゼが来た。 | ||
14分 | 231 | 40% | 14分31秒で1ハゼが激しくなったため最少火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。 | |
15分 | 228 | |||
16分 | 221 | 16分11秒で1ハゼ終了 | ||
17分 | 219 | |||
18分 | 220 | 18分40秒で終了 |
ヒートパネルを外したロースト
今年の6月頃からコンロのヒートパネルを外して200gのローストを何度かやっていますが、ヒートパネルを外していない100gと同じくらいにロースト時間が短くなっています。
※ 例外もあります。
時間が短くなっているので火力が上がっているはずですが、下の写真のように焦げていないし一様に綺麗に焼けており、良い方向に結果が出ています。
しかしこれから気温が下がってカセットガスが気化しにくくなってくると、いつかヒートパネルを取り付けることになりますが、どのくらいの気温が下がったらヒートパネルを取りつけるのか、そしてヒートパネルを取り付けたときにロースト開始時の火力も同時に強くすると良い結果に繋がると思いますが、どの程度の火力にしたら良いのか?
まだしばらく先ですが、今後の楽しみです。