お客様からアルミ板で作成した手製のフードの写真を送って頂きました。素晴らしい出来です。

by 管理者
6月 10日 2015 年

お客様が作成したフードのご紹介

お客様から送って頂いたフードの出来が素晴らしいので驚きました。
お客様が作成されたこのフードは厚さ1mmのアルミの板を基本材料として厚さ0.5mmのアルミの板を前面に採用して作成したものだそうです。
金属の曲げ部分で綺麗に折り目がついて、しかも板にゆがみが無いので、かっこよく見えますね。

ロースターのフード

最も簡単にフードを作るのであれば、ホームセンターでガスコンロの油汚れを防止する「レンジフード」を300円程度で買ってきて、ハサミとホッチキスで作れば、数時間で完成します。
私のフードもこの方法で作っており、その作り方も公開しております。

しかし、厚みのある金属板を使ってしっかりしたフードを作成しようとすると、ハサミとホッチキスで「工作する」ことが出来ないので、金属加工にそれなりの知識と道具が必要になります。
そこで、厚めの金属板(アルミ板)を使ってしっかりしたフードを作成する方法について、ロースターを購入していただいた皆様と情報を共有したいとお話したら、快く承諾して下さったので、ここに掲載させて頂きます。

正面からみたフード

アルミ板の切断方法

まず、厚さ1mmのアルミ板の切断方法ですが、カッターナイフを使用したそうです。
カッターナイフでアルミ板の表裏を5~6回なぞって曲げ伸ばしを繰り返せば、金属疲労で割と簡単に切れるとのこと。
ジグソーだと断面の後処理が面倒くさいので、この方法を採用したとお話されていたので、切断面のバリの処理をヤスリで削り取るなら、カッターナイフで切断した方が手間を掛けないで簡単に切断出来るということだと思います。
ちなみにロースターの前面に使用した0.5mm厚のアルミ板は片面を数回引くだけで切れるとのことでした。

後ろからみたフード

アルミ板の折り曲げ方

次にアルミ板を綺麗に折り曲げる方法ですが、HOZAN製の板金折り曲げ機(K-130)を使ったとのことです。
万力に金属板を挟んでペンチや金槌で叩いて曲げることは出来ますが、どうしても曲げた部分が波打ってよれてしまいます。
そこで金属板の曲げ専用の機械を使うことで綺麗に曲げることが出来るわけです。
ちなみにこの方の場合は万力に挟んで曲げようとしたところ、奥行きが短くて対処できないため、急遽板金折り曲げ機(K-130)を購入されたとのことでした。
Amazonで価格を調べると13,000円程度なので、この仕上げリを見てしまうと、ついつい手を出してしまいそうな・・・

HOZAN K-130

また、独自でユニークな工夫もされています。
温度計は9.5mmのステンレス管を使って回転ドラムの中に挿入しており、ステンレス管がリードの役になり熱電対の安定性が出て、豆のこぼれも改善したとのことです。
このようにご自分で工夫して手を入れた機械でローストすると、達成感や満足感が隠し味になって、一味違ったコーヒーになるのでしょうね。
これぞ男の趣味・醍醐味だと思います。

温度計挿入のステンレス管

サイト管理者より

今回ご紹介したお客様の方が私の作成したフードよりしっかりとかっこ良く作ってあり、私の立場が・・・・(;^_^A アセアセ・・・
今回のお客様のローストフードには本当に良い刺激を受け、俄然やる気が出てきました。
私は皆様をコーヒーの深い深いロースト沼にいざない、皆様と一緒にコーヒーローストを楽しむことが目的なので、これからも美味しく簡単にローストできる方法を公開していきたいと思います。
ところでコーヒーとは関係有りませんが、現在別の製品を設計中です。
いずれ発表しますが、これからもよろしくお願い致します。

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