コーヒーロースターのベアリングの最高温度の調査とブラジル・アロマショコラのロースト

by 管理者
12月 16日 2015 年

ベアリングの最高温度の調査

今回のテストの目的はベアリングの最高温度の調査です。
そのために、ロースト途中で一番温度が高い1ハゼが始まった時点で回転ドラムを停止し、温度計のプローブをロースターの回転ドラムとベアリングの間に差し込んで温度を計測します。
それが下の写真です。
若干白飛びしているのは、温度計の表示を見やすいように明るく補正したことが原因です。
この写真で分かるとおり、回転ドラム内の温度が230度のとき、ベアリングの温度が214度なので、230度の耐熱ベアリングであれば大丈夫であろうと予想できます。・・・テストしてみないと確実ではないですが!

ベアリングの最高温度

ということで今回はテスト目的なので、ベアリングの温度を計測しているときに1ハゼが始まってしまい、そのときの温度は当然不明。
分かっていることは2ハゼが19分24秒 224度で始まり、全体で20分間ローストしたことぐらいです。

そしてこの写真がロースト終了後のベアリングの状態です。
今回は右側のベアリングからグリスが漏れています。

べアリングからのグリス漏れ

このテストが終わってロースターが完全に冷めてから、掃除もしないまま本日2回目のローストを開始しました。
すると、開始直後に右側のベアリングが回転していないことが判明しました。
即座にローストを中止して、ベアリングを指で左右に回して確認しても異音や振動もなくスムーズに回転するので、再度スイッチを入れたところ今度は問題なく回転し始めました。

ベアリングのトラブル

この時点でベアリングが回転しなかかった原因が分かっていたので、その部分の写真を撮っておきました。
下の写真はトラブル発生後にローストを再開したときの写真なので、ベアリングが回転しているときに撮った写真です。

原因はグリスの固着

本日2回ローストした後のベアリングの状態ですが、グリス漏れが分かります。

ロースト終了後のベアリングの状態1

ナットを外してベアリングの状態を確認すると、ワッシャとべアリングが漏れたグリスでベトベトになっています。
ロースターを冷ましてから2度目のローストでベアリングが回転しなかったのは、冷えて粘度が高くなったグリスがベアリングとワッシャの間で固着したことが原因です。
2つ上の写真のべアリングとベアリングすぐ右側のワッシャがグリスで固着していました。
そして温度が高くなれば、グリスが柔らかくなり、スムーズに回転するわけです。
今回テストで使用しているベアリングは耐熱性ではない安いベアリングですが、続けてローストしただけで回らなくなるのでは使い物になりません。

ロースト終了後のベアリングの状態2

そこで、幅の広いワッシャの代わりに下の写真のような金属のリングを使うことを考えています。
ワッシャが無くなる代わりに支柱とベアリングの間に1mm程度の隙間ができるので、これだけ隙間が開けばベアリングが固着しないのではないか?との予測です。
次回は金属のリングが手に入ってからになりますが、1袋50個入りらしいので2個だけ手に入れられるのか問い合わせ中です。

金属のリング
 
 

本日2回目にローストしたデータです。

今回初めてのコーヒー豆 ブラジル アロマショコラを100gだけローストしました。
最近なにかと深めにローストすることが多いので、今回は2ハゼを待たずに色だけで判断してローストを終了しましたが、そのときの気分に応じてロースト度合いが変えられるのが自家ローストのメリットですね。
今回はこのように何時もよりちょっとだけ色が薄めです。

ブラジル アロマショコラ

 

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー
Ver2
メモ
0分 27 1.8 0% ブラジル アロマショコラ 100gを投入
1分 68
2分 93
3分 112
4分 130
5分 144
6分 155
7分 168
8分 177
9分 187
10分 194 1.8→2.5 10分ジャストに火力を2.5に上げた。
11分 ? 11分50秒で225度になったため、火力を1.2に下げた。
12分 228 2.7→1.5
13分 230 40% 13分21秒 232度で1ハゼが来た。13分36秒で1ハゼが激しくなったため火力に下げ、フタを外してダンパーを40%に変更した。
14分 233 1ハゼ終了まで225度狙いで温度調整実施。
14分58秒で1ハゼ終了。
15分 223
16分 222
17分 221
18分 223 18分で終了

 

おまけ

コーヒーフィルターは専門店で出所のはっきりしたものを買いましょう。
というのは、数年前に100均のセリアで買ったコーヒーフィルターを使ったことが有りますが、目詰まりするのかコーヒーが滴下するスピードが凄く遅い。
おそらくろ過できればどんな紙でも良いと考えてコスト重視で材料を選んでいるのではないかと思いますが、できたコーヒーは全然美味しくなかったです。
今更ながらこんなことを書いた理由ですが、ホームセンターで買ったコーヒーフィルターがようやく終わったから。
ホームセンターで工具を買ったついでにコーヒーフィルターも買ったのですが、そのフィルターで作ったコーヒーの味は苦味が強く、最近は強めにローストすることが多かったので、それの影響だろうと思っていました。
しかし名古屋に行ったついでにカルディで買ってきたフィルターを使ったらコーヒーが滴下するスピードが違うし、今までと味が全然違って美味しい。
隠れていた複雑な味が出てきた感じがします。
ホームセンターのフィルターはカルディのフィルターより数十円安いだけなので、それなりのものを使っていたのだろうと思っていましたが、決してそんなことは無く、やはり餅は餅屋ってことです。
余り道具にこだわりを持たない方ですが、無頓着過ぎるのも考え物ですね。

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