ロングライフクーラントを希釈するときの濃度の計算方法

by 管理者
10月 27日 2016 年

今の今まで誤解していました。
車のロングライフクーラント(LLC)の主成分はエチレングリコールですが、この濃度が高いほど低い温度でも凍結しません。
通常30%~60%の範囲でLLCの濃度を調整しますが、ここ愛知県の平野部であれば30%で十分です。

LLCを全量交換する場合、予め必要量のLLCの原液をラジエターに注入してから水を満タンにしますが、原液を基準に計算するのか、それともエチレングリコールの濃度を基準に計算するのか、基準にする対象の違いでLLCの量が違ってきます。

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例えばこのLLCのエチレングリコールの濃度は90~94%ですが、我が家のエスティマでLLC全量6.4Lを交換した場合、30%にLLCの濃度を調整するためにエチレングリコールの濃度を基準にすると2Lの原液1本では足りず、全量を基準にすると1本で足りることになります。
・エチレングリコールの濃度を92%で計算すると、2.0 × 0.92 ÷ 6.4 × 100 = 28.7%・・・30%未満
・全量で計算すると、2.0 ÷ 6.4 × 100 = 31.2%・・・30%以上

そこでLLCを製造しているメーカーに確認してみました。
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お問合せ頂きました、弊社商品 KYKロングライフクーラント(JIS)の
希釈濃度割合についてですが、製品全量に対して水の量を計算して
頂ければと思います。
2Lの製品を水で希釈して4Lにした場合には50%濃度という事になります。
30%濃度で4Lにしたい場合には、クーラントを1.2L、水を2.8Lで希釈して
頂ければ、4L(30%濃度) のロングライフクーラントという事になります。

補足としまして、JIS品の場合には水分が5%以下という基準がありますので
主成分のエチレングリコールは90~94%ですが、その他の添加剤が入りまして
水分の割合が5%以下となっております。
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実はメーカーに確認する前に2LのLLCを2本購入して3L入れたばかり。
結果、調整後のLLCの濃度は46%ということになってしまいました。

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