大きな方のモーターは芯ブレが大きすぎるためテストできないので、小さな方のモーターでテストを続行します。
コーヒーロースターにモーターを取り付ける部品ですが、このモーター用に取り付け穴を加工していません。
そのため穴を加工します。
本来は3個ネジ穴をあけるのですが、その内の1つが既存の穴と重なってしまい、穴あけ不可。
仕方ないので2個だけ穴をあけて確認したところ、意外にしかっかりと固定されているので、これでOKとしました。
また、フレームに取り付けることができないため、ちょっと無茶ですがネジで引っ掛けて使うことにします。
どうせ試運転するならと、コーヒー豆をローストしてみました。
この状態でスイッチを入れて回転させたところ、大きい方のモーターの芯ブレとは対照的にほとんどブレていない。
もちろん全くブレていないわけじゃありませんが、全然許容範囲内です。
また現在ブレの対策部品を作っているので、さらにブレは無くなる方向です。
小さなモーター・・・実に優秀です。もちろんどちらも日本製です。
これに気をよくしてブラジルサントスを100gをローストしました。
チャフが豪快に出ています。豆を購入するときのホームページの注意書きにあったとおりです。
火加減は中火より少し強い弱いくらい。
※ コーヒーロースターの足は3段階に調整できますが、一番低い位置に合わせてあります。
これがローストしたコーヒー豆です。
※ テストだったので欠点豆の選別をしていません。
1ハゼが始まったのは約6分後、2ハゼは8分後でした。
その後も回転ドラムをつかむミトンを出してなかったり、トレーに出したコーヒー豆が熱すぎてもたもたしてしまい、少しローストしすぎたような・・・
まあ、1回目だからこんなものか!?
この作業が終わってからモーターを確認しましたが、心配していた熱問題は大丈夫みたいです。
・・・室温32度でのテストなのでこれ以上の悪条件はないでしょう。
*** 記事追加 2011/7/31 ***
ところで大きい方のモーターのブレですが、小さい方のモーターで問題ないレベルなので、カップリングで対策することもナンセンスだと思っています。
もし、これが製品として設計範囲内のブレと回答されたら、このモーターは使う気にならないな。