イワタニの「炉ばた大将 炙家」(CB-RBT-A)のバーナーの位置が珈琲ロースターから離れているため、珈琲ロースターの高さ調整機能を見直して回転ドラムの位置を下げられるようにします。
以下の画像の「最高位置」と「中間位置」は普通のカセットコンロで使用する位置です。
そして「中間位置」~「最低位置」は「炉ばた大将 炙家」(CB-RBT-A)専用の位置になります。
というのは、支柱がフレームの下に突き出しているので、一般のコンロでは汁受けに支柱が干渉して使えないのではないかと思います。
「最高位置」~「最低位置」までの調整幅は48ミリ(CADによるの計算)です。
今回、フレームの高さも見直して低くなっており、相対的に重心が高くなってしまったので、取っ手をアングル付きに変更しました。
最高位置
中間位置
最低位置
「炉ばた大将 炙家」(CB-RBT-A)を使って最低位置より30ミリ高い位置(いつもの位置)でブラジルサントス100gをローストした結果
1ハゼ:16分
2ハゼ:18分
終了:18分
最低位置より20ミリ高い(現試作機ではこれが限界)位置でブラジルサントス100gをローストした結果
1ハゼ:8分22分
2ハゼ:9分51秒
終了:10分10秒
30度という高い室温、100gという少ない豆の量での上記ロースト結果を考慮した上、今より寒くなって条件が悪くなる秋・冬に300gの珈琲豆をローストできるように考えると、上記位置ではカロリーが足りていないと考えらます。
よって、さらに回転ドラムの位置をさらに20ミリ下げられるように設計変更します。