今まで2種類のモーターを使ってテストしてきましたが、どちらのモーターが良いのかモーターの温度に注目してテストしました。
※ 両方のモーターともに回転ドラムを回すトルクは十分にあります。
左がトルクの大きいモーター、右がトルクの小さいモーター
実際の珈琲豆を焼くのと同様に回転ドラムをカセットコンロで加熱してモーターの温度を計測するというものです。
テストの様子
熱電対を取り付けた位置
結果は以下のとおり。
小さいモーターの温度(℃) | 大きいモーターの温度(℃) | |
1分後 | 32 | 30 |
2分後 | 33 | 30 |
3分後 | 34 | 30 |
4分後 | 35 | 31 |
5分後 | 36 | 31 |
6分後 | 37 | 31 |
7分後 | 37 | 32 |
8分後 | 38 | 32 |
9分後 | 39 | 33 |
10分後 | 39 | 33 |
11分後 | 40 | 33 |
12分後 | 40 | 33 |
13分後 | 41 | 34 |
14分後 | 41 | 34 |
15分後 | 42 | 34 |
16分後 | 42 | 34 |
17分後 | 43 | 35 |
18分後 | 43 | 35 |
19分後 | 43 | 35 |
20分後 | 44 | 36 |
加熱時間とモーターの温度の相関表
実験終了後にモーターに触れて温度を確かめているところ。
小さいモーターは、時間当たりの温度上昇が激しく、大きいモータの3倍くらいの速さで温度が上昇していきます。
モーターメーカーから50℃まで大丈夫といわれていますが、実験終了後に実際にモーターに触ってみると、かなり発熱していることが実感でき、モーターが冷える前に2回続けて珈琲をローストするのは無理だと思われます。
それに対して、大きいモーターは、冷たいと感じるくらい温度に余裕を感じるので、大きいモーターを採用する方向で検討しています。