300gの珈琲焙煎に兆戦

by 管理者
12月 09日 2011 年

300gの珈琲豆がローストできることを目標としているので、本当に300gの珈琲豆がローストできるかどうかを確認ししました。

そして、そのテスト過程でいろいろな発見がありました。

 

今回は大量、300gの珈琲ローストに兆戦

300gの珈琲ローストに兆戦

 

 

冷却手段

結論から言うと、この珈琲焙煎機を使って300gの珈琲豆をロースト可能ですが、珈琲豆を冷却する手段を考えないと排出したトレーの上で珈琲豆が焦げてしまい、残念な結果になってしまうことが分りました。

いつも使用している金属トレーより2回りくらい大きなオーブンのトレーを使用していつものようにうちわで冷却しましたが、それでも冷却が間に合いませんでした。

下の写真を見ると分りますが、珈琲豆が重なっている下のほうで焦げてしまいます。

もし300gもローストするなら、何か別の冷却方法を考える必要があります。

300gの焙煎完了した珈琲豆

 

 

空気の温度、豆の温度?

私はいつも温度計を使ってコンロの火力調整をしており、私の珈琲焙煎機の温度計の表示が業務用の焙煎機より高く表示されるので気になっていたのですが、ふとロースト中に珈琲豆の中に温度計を突っ込んだところ、回転ドラム内部の空気の温度より20度~30度くらい低い温度を表示することに気づきました。

もしかしたら、業務用焙煎機と私の焙煎機では計測している場所が違うのかもしれないです。

私の珈琲焙煎機は回転ドラム内の空気の温度を計測しているのに対して業務用焙煎機は攪拌される珈琲豆の中に温度計があって珈琲豆の温度を測っているのではないかと思います。

私の珈琲焙煎機でも珈琲豆の温度を測れないことは無いのですが、普段100g程度の珈琲豆しかローストしないので珈琲豆の中に温度計を入れると、回転ドラムのパンチ穴に温度計の先を引っ掛けて温度計を壊す可能性があり、珈琲豆の温度を計測することは難しいです。

回転ドラム内の空気の温度を計測するのが良いのか、珈琲豆の温度を計測するのが良いのか、これは考え方の違いだろうと思います。

珈琲豆の温度であれ、空気の温度であれ、上手くできたときの温度を控えておき、それを元にローストのやり方を変えていけばそんなに失敗することは無いし、珈琲をローストする楽しみは広がっていくと思います。

 

 

次に面白いデータを掲載します。

以下に掲載した2つの焙煎データは300gの珈琲豆をローストしたときのものですが、左側のデータは100gの珈琲豆をローストする時の火力で300gの珈琲豆をローストしたときのものです。

今までの経験値から100gの珈琲豆をローストする時は着火して8分くらいで200度になるように火力を調整すると、珈琲豆を投入してから10分から15分後にローストが終了します。

しかし100gのときの火力で300gローストした場合、珈琲豆を投入してから1ハゼ開始までに20分もかかり、焙煎終了まで23分もかかってしまいました。

そこで、火力を強くして焙煎時間が10分から15分になるように調整したのが右側のデータです。

ここで面白いのは、100gの火力で300gローストしたときに1ハゼまでの時間が20分もかかってしまいましたが1ハゼがあったこと、そして1ハゼの温度が2つの焙煎データで違うことです。

火力が弱い左側のデータは223度、火力が強い右側のデータは245度で1ハゼが始まっています。

この違いは、回転ドラム内の空気の温度を計測しているため、このような違いになっていると予想できます。

※ 珈琲豆の温度を計測していれば同じであったと思います。

簡単に説明すると、ぬるい温度のお風呂に入った場合と熱い温度のお風呂に入った場合、ぬるい温度のお風呂の方が体が温まるのに時間がかかるのと同じ原理です。

その場合、業務用焙煎機では体温を計測しているのに対して、私の焙煎機では湯温を計測していることになります。

 

 

左の表は火力が弱いときのデータ、右の表は火力が強いときのデータ

コンロ 炉ばた大将、フード使用 コンロ 炉ばた大将、フード使用
日時 2011/12/8 日時 2011/12/8
気温 19.6度 気温 20.4度
豆の種類 ブラジルサントス 豆の種類 ブラジルサントス
300g 300g
足の高さ 上段 足の高さ 上段
1ハゼ 29分4秒 223度 1ハゼ 17分30秒 245度
1ハゼ終了 1ハゼ終了
2ハゼ 未確認 2ハゼ 未確認
完了 31分57秒 完了 19分35秒
特記事項 珈琲豆を洗わないでローストした。 特記事項 珈琲豆を洗わないでローストした。
時間(分) 温度(度) メモ 時間(分) 温度(度) メモ
0 19.8 0 19.8
1 58 1 90
2 85 2 123
3 108 3 138
4 142 4 163
5 142 5 182 5分26秒で200度になったため、珈琲豆を投入
6 152 6 ?
7 166 7 207
8 179 8 209
9 198 9分4秒で200度になったため、珈琲豆を投入 9 216 火力ダウン
10 163 10 214
11 174 11 220 火力ダウン
12 175 12 220
13 178 13 224
14 180 14 232
15 182 15 235
16 185 16 239
17 188 17 242 17分30秒で1ハゼ開始
18 192 18 246
19 195 19 247
20 198 20
21 200 21
22 202 22
23 ? 23
24 ? 24
25 207 25
26 213 26
27 ? 27
28 218 28
29 223 29分4秒で1ハゼ開始 29
30 225 30
31 227

 

ところで、このブログの一番上に書いたとおり、冷却が間に合わず、この2回分の600gの珈琲豆は無残な状態になってしまいました。

取り合えず、焦げた珈琲豆は拾ったけど、炭焼き珈琲っぽい味になってしまいました。

普段まともな珈琲を飲んでいるだけに、ちょっと敬遠したいです。

でも、捨てるのはもったいないし。

 

これがトレーの上で焙煎が進んで焦げてしまった珈琲豆です。

トレーの上で焙煎が進んでしまった珈琲豆の写真

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