まずは結果から。
ハンドピックしていない、ロースト直後の状態を撮影しているので多少焦げているものが有りますが、悪くない出来です。
今回はコロンビア ピコクリストバルSPを100gローストしました。
これで蒸らしのローストをはじめてから6回目になります!?
う~ん、正確にはExcelに記録を取り始めて6回目ですが、参考にならないものは記録していない可能性があり、実際はもう少しローストしているかも知れないですね。
いつもロースト開始時の写真を掲載していますが、この下の写真は1ハゼの最中にコーヒーロースターのダンパーを60%まで開けて回転ドラム開口部のフタを外した状態、ちょうどローストを開始してから15分経過した温度が219度(火力はこれ以上小さく出来ないくらいに絞っている)の時の写真です。
以下はローストデータになります。
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー | メモ |
0分 | 32 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 65 | |||
2分 | 78 | |||
3分 | 98 | |||
4分 | 107 | 1.8 | 温度の上がり具合が悪いので火力アップ | |
5分 | 120 | |||
6分 | 137 | |||
7分 | 155 | |||
8分 | 164 | |||
9分 | 175 | |||
10分 | 184 | 2.4 | 5% | ここから焼きの工程 |
11分 | 204 | |||
12分 | 219 | 12分48秒 234度で1ハゼが来た。 | ||
13分 | 238 | 0.1 | 60% | 238度で火力0.1に変更。1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを60%に変更 |
14分 | 231 | |||
15分 | 220 | 15分31秒で1ハゼ終了 | ||
16分 | 221 | |||
17分 | 221 | |||
18分 | 208 | 2ハゼ前だが、コーヒー豆の色を見て終了 |
この表の中の15分~17分の間の温度がずっと220~221度だったので温度計がほとんど動いていないのを不思議に思って熱電対を動かすと、いきなり208度に下がりました。
自分で予定していた温度(220度)より実際は低い温度で推移してしまいましたが、冒頭の写真のとおり悪くない出来でした。
ローストの温度が高いとコーヒー豆が焦げてしまい、低いとエグイ味のコーヒーになるのですが、試飲したところエグイ味はありませんでした。
これは蒸らしのローストをすると、水蒸気が回転ドラム内に充満して温度が上がり難くなるので必然的に火力を強くしますが、この結果1ハゼまでにコーヒー豆に十分なカロリーが与えられるため、1ハゼ以降の温度が低くてもエグミが出難いのかも知れないです。
あくまでも私の推測ですが、新しい発見でした。
おまけ
ロースト直後のコーヒー豆はお湯を注ぐとすごく膨らみます。
この膨らみ具合は1週間も経過すると目に見えて小さくなるので、コーヒー豆を自分でローストしてもコーヒーショップで購入しても早く飲み切った方が良いと思います。