蒸らし焙煎のビデオを撮り直しました。
前回(2012/10/17)公開したビデオと違っているところは、①最高温度と最低温度を低目にしている。②開始10分以降の強火力の焼きの工程で温度が225度に達したときに火力を弱めて1ハゼまでの時間を調整しているところです。
これは最高温度付近で1ハゼを待ち続けるより、温度が上昇するスピードを緩くして最高温度に達したときに調度1ハゼが来るようにするためです。
今回ローストした珈琲豆は17日に行ったのと同じコロンビア・ピコクリストバルSPを100g、前回より2分早めに切り上げました。
2つの珈琲豆を比較すると、ぱっと見た感じは同じですが、白い紙の上に並べてみると、色の違いが分かるようになります。
左:11月17日 焙煎時間19分・・・2分長め
右:11月22日 焙煎時間17分
味を比較すると、左の方は一般的な珈琲の味で酸味はほとんど無い(甘く感じられる)、対して右の方は酸味がやや強くて個性的。
おそらく万人受けする飲み易さは左側、コロンビアらしさとか豆の個性は右側が勝っている感じ、どちらが良いかは好みの問題だと思います。
室内灯の色(白熱灯と蛍光灯、自然光)が違っただけで、このくらいの色は違って見えるので、前回やったときの火力やローストに要した時間も経験値として持っていないと、なかなか思ったような味にならないかもしれないです。
例えば、珈琲の酸味が強かったときに、次回はもう少し長く焙煎したいと思っても、前回のローストに要した時間が分からないと時間の調節が出来ないですよね。
そのためにも、ローストしたときの火力や温度、時間を記録しておくと良いと思います。
この週末に珈琲のローストを楽しみにしている方もいらっしゃると思いますので、暫定版ながら蒸らし焙煎のビデオをアップします。
参考にしてください。
参考までに11月17日と11月22日のデータを掲載します。
2012年11月17日 | 2012年11月22日 | |||||||
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー | メモ | 温度(度) | 火力 | ダンパー | メモ |
0分 | 24 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 | 27 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 68 | 62 | ||||||
2分 | 98 | 87 | ||||||
3分 | 116 | 104 | ||||||
4分 | 128 | 117 | ||||||
5分 | 143 | 134 | ||||||
6分 | 151 | 144 | ||||||
7分 | 160 | 156 | ||||||
8分 | 172 | 170 | ||||||
9分 | 183 | 182 | ||||||
10分 | 193 | 2.4 | ここから焼きの工程 | 196 | 2.4 | ここから焼きの工程 | ||
11分 | 212 | 225度で火力を1.2に下げた。 | 216 | 225度で火力を1.2に下げた。 | ||||
12分 | 229 | 1.2 | 227 | 1.2 | ||||
13分 | 232 | 0.1 | 50% | 13分37秒で1ハゼが来た。1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更。235度で火力0.1に変更したが、最高温度238度まで上昇した。 | 231 | 0.1 | 50% | 13分47秒で1ハゼが来た。1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更。235度で火力0.1に変更したが、最高温度236度まで上昇した。 |
14分 | 232 | 233 | ||||||
15分 | 219 | 15分48秒で1ハゼ終了 | 212 | 15分46秒で1ハゼ終了 | ||||
16分 | 213 | 198 | ||||||
17分 | 207 | 196 | 17分で焙煎終了 | |||||
18分 | 205 | |||||||
19分 | 202 | 19分で焙煎終了 |