前回に引き続き、2種類の珈琲豆で焼きに入るタイミングを遅く(10分→12分)して焼いてみました。
結果、明らかに苦み・刺激?が少なくなって、その分すっきりした感じ。
特に珈琲が冷めたときの後味が違っていました。
匂いが若干弱くなったような感じもしますが、強火力で焼いた時間が少なくなるので、ある意味当然かもしれないですね。
これを個性が弱くなったと言って良いかどうか?・・・前回はこのように書きましたが、何回か焼いてみて私は気に入っています。
ということで、暫くこの方法を続けてみようと思います。
※ 深炒り・コクの有る珈琲の好きな方には少し物足りないかも知れないですが、すっきりした珈琲の方が好きという方にはお勧めです。
ところで、私が思うに好き嫌いに関わらず、実際にやってみると良いと思います。
ほんの少しの変更だけど確実に味が変わるし、「こんな味があったのか?」って発見があって何より楽しい。
こんなところが自家焙煎の面白さですね。
*** 2013/2/03 追加 ***
※ 電子レンジで温め直したときも、すっきりして嫌味が少ないのが分かりますね。
タンザニアとグァテマラ アンティグア ピーベリーの焙煎
下の写真はタンザニアを焼いているときに1ハゼが来てからダンパーやフタをオープンにしたところです。
ここで使用している焙煎機は、小型、家庭で使用できるパーソナルユースの珈琲焙煎機です。
昨年から時々紹介する2年物の上手に焼けないタンザニアです。
何度も焼いたことのある珈琲豆がこれしかなかったので、比較のために焼いてみました。
こちらはグァテマラ アンティグア ピーベリー、今回で2回目の珈琲焙煎です。
蛍光灯の下で撮影したところ、ホワイトバランスを調整しても赤っぽく写ってしまいました。
今回は2種類の珈琲豆を並べて焼いたときの表を作成しました。
文頭に書いた通り、火力を強くしたタイミングは今までと違って焙煎開始から12分後です。
タンザニア 100g | グァテマラ アンティグア ピーベリー 100g | |||||||
経過時間 | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 |
メモ | 温度(度) | 火力 | ダンパー Ver2 |
メモ |
0分 | 20 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 | 17 | 1.7 | 0% | 豆は初めから投入 |
1分 | 50 | 60 | ||||||
2分 | 74 | 84 | ||||||
3分 | 95 | 105 | ||||||
4分 | 112 | 212 | ||||||
5分 | 131 | 136 | ||||||
6分 | 146 | 145 | ||||||
7分 | 161 | 156 | ||||||
8分 | 174 | 167 | ||||||
9分 | 185 | 178 | ||||||
10分 | 197 | 187 | ||||||
11分 | 207 | 197 | ||||||
12分 | 216 | 2.4→ 1.2 |
12分から焼きの工程に入るが、すぐに225度になって火力を1.2に下げることに。 | 207 | 2.4→ 1.2 |
12分から焼きの工程に入る。 12分50秒で225度になったので火力1.2に下げる。 |
||
13分 | 227 | 13分40秒で1ハゼが来た。 | 233 | 235度で火力を1.2→0.1に下げた。 13分55秒で1ハゼが来た。 |
||||
14分 | 232 | 1.2→ 0.1 |
50% | 1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更した。 火力を1.2→0.1に下げた。 |
224 | 1.2→ 0.1 |
50% | ピーベリーなので、1ハゼが単発のまま続き、連続しない。 そのため適当なタイミングでフタを外して、ダンパーを50%に変更 |
15分 | 218 | 15分35秒で1ハゼ終了 | 215 | 15分32秒で1ハゼ終了 | ||||
16分 | 202 | 207 | ||||||
17分 | 196 | 17分30秒で焙煎終了 | 200 | 17分30秒で焙煎終了 |