メインメニュー


珈琲焙煎機メニュー

開発〜機能と特徴

珈琲焙煎機の使い方

珈琲焙煎のデータ

アフターサポート


珈琲焙煎の動画


上手に焙煎できない時や困ったことが発生した時の纏め

直火式の焙煎機は火加減が難しくて失敗も多いですが、逆に上手に焙煎できると珈琲の個性を引き出して大変美味しい珈琲が出来上がります。
私はこの焙煎機で何度も焙煎して「火加減が難しい」という部分は、温度と時間とダンパー開度の3つの視点から数値化して、割と簡単に焙煎ができるようにブログとビデオで公開しています。
コンロにイワタニの「炉ばた大将」を使い、フードやダンパーで珈琲焙煎機を覆った「蒸らし焙煎」が前提となりますが、一番美味しく珈琲を焙煎できる方法です。
是非、お試し下さい。

ここでは、上手に珈琲が焙煎出来ないときの原因と対策、困ったことが発生したときの対策について掲載します。

珈琲豆の表面に油が浮く、味や匂いが落ちるのが早い。

焙煎直後は、綺麗に焼けているのに、2〜3日経過すると珈琲豆の表面がテカテカして油が浮いてくるのは、珈琲豆を焼くときの火力が強すぎることが原因です。
特に焙煎機をフードでを覆わないまま焙煎すると、高温で珈琲豆を焼くことになるので、この傾向が強くなります。
下に掲載した一連の写真を見ると、深く焙煎していない(ハイロースト程度)のに焼くときの温度が高かった事が原因となって、時間の経過とともに油が浮いてくる珈琲豆の様子が分かります。
高温・短時間で珈琲豆を焼くと、以下のようになります。


焙煎直後

焙煎直後の珈琲豆
焙煎直後の珈琲豆ですが、綺麗なハイローストに焼けています。
見ての通り、油の浮き出た珈琲豆はありません。


焙煎から2日後
焙煎から2日後の珈琲豆
一見すると問題なさそうですが、少し表面がテカテカした珈琲豆があります。


焙煎から4日後
焙煎から4日後の珈琲豆
この写真を見るとたった4日でほとんどの珈琲豆がテカテカ(ベタベタ)になってしまいました。
焙煎直後の香ばしかった匂いは、逆に臭く感じられるようになり、珈琲にして飲みたいとは思わなくなります。


焙煎から1週間後
焙煎から1週間後の珈琲豆
4日後の珈琲豆も油ですごかったけど、これは油まみれで、とても飲めたものじゃないです。
実験はここで終了です。
この珈琲豆は捨てることにしました。


油の浮いた珈琲豆


私が珈琲を焙煎するときは、フードが付いた状態で使用することが前提ですが、235度以上温度が上がらないように火力を調整しています。
1ハゼ発生時に最高温度を記録し、その後はダンパーを開いて火力を下げるため、温度は下がりますが、焙煎終了まで215〜220度を維持するように火力を調整しています。
※ この温度は好みに応じて微妙に調整してください。

珈琲の味がエグイ、渋い。

珈琲豆の中心まで火が通っていないと、エグイくて渋い味になります。
焙煎度合を浅くするために早く火を止めたり、火力が弱い場合になりがちです。
逆に火力が強くてもエグイ味になりますが、こちらは喉がヒリツクような感じがします。

焙煎度合を浅くするために早く火を止めたときの写真です。 味がエグイ・渋い

寒いときに焙煎すると温度が上がり難い。

気温の低い季節に焙煎すると、ガスボンベが冷えてガスが気化し難いので、いつものようにガス調整ツマミを調整しても火力が弱くて回転ドラム内の温度が上がりにくい事があります。
その場合はガスボンベを予めぬるま湯(せいぜい30度:夏の気温程度)に浸けて温めてから焙煎すると効果的です。
決して、熱いお湯に浸けないでください。熱いお湯に浸けるとガス圧が高くなり過ぎて危険です。
ガスボンベを湯煎

シワが伸びない。焼きムラが酷い。

直火式の焙煎機なので、構造上焼きムラが発生しやすく、完全に無くすことは難しいです。
この焙煎機での出来上がりは、私がブログに写真を沢山掲載しているのでご覧ください。
※ どの写真も焙煎直後のそのままの状態を撮影した写真なので参考になると思います。

私がご紹介している蒸らし焙煎を行っても焼きムラが酷かったりシワが伸びない場合は、珈琲豆に原因が有ることが多いです。
私の場合は、「タンザニア オルディアニ」がどうやっても上手く焼けなくて、サジを投げてしまいました。
しかし、不思議なことに甘みがあって美味しい珈琲です。
今は珈琲豆を購入したショップからの回答のとおり、このような特性の珈琲豆だと割り切っています。

シワと焼きムラの多いタンザニア オルディアニです。・・・ご覧のとおり。
上手く焼けない珈琲豆

完了してからトレーの上で焙煎が進んでしまう。

焙煎が完了した珈琲は、すばやく冷却しないと焙煎が進んでしまいます。
100g程度であれば、金属トレーに排出してうちわで扇げば大丈夫ですが、それ以上の場合は冷却が追いつかず、トレーの上で焙煎が進んでしまいます。
トレーで冷却

この場合はサーキュレーターと金属ザルを組み合わせた冷却機をお勧めします。
何といっても安い!この冷却器は全部でたった2,170円の代物。
冷却機1

合計 2170円也
今はこの方が楽なので、たった100gの焙煎でもトレーとうちわを使っていません。 冷却機2

2ハゼが来てから止めた方が良いの?終了するタイミングが分からない。

いろいろな意見があると思いますが、私は珈琲豆の色で判断した方が良いと思います。
焙煎の条件の違いによって2ハゼが早く来たり、遅く来たりするので2ハゼで即終了とか2ハゼから何秒後に終了とか決めないで、珈琲豆の色を見て終了タイミングを判断した方が安定した結果に繋がります。
珈琲豆の色を見て終了判断

好みの仕上がりにするために。

大きな失敗なく焙煎出来ているときにあと一歩、好みの仕上がりにするノウハウです。
最少火力のまま1ハゼが終了し、そのまま温度が下がり続けたときに火力を微妙に強くして最下限の温度を215〜220度目安で調整します。・・・温度を変更:2014/8/9
再下限の温度が高めだと匂いやコクだけでなく、エグミも増す傾向があります。
逆に低めだと個性が押さえられて飲みやすくなります。
※ 蒸らし焙煎の100gでのみ確認しています。

ステンレス板・アルミ板で作成した自作のフードを被せると擦れるような音がする。

アルミ板やステンレス板でフードを作成すると、板の厚さが原因になって支柱が僅かに傾き、支柱と回転ドラム間のクリアランスが小さくなって回転ドラムが支柱に擦れて異音が発生する場合があります。
その場合は、スペーサーを挟んで支柱が傾かないようにしてください。

焙煎時間が短い!?適正な時間が分からない。

本機は直火式の焙煎機ですが、フードを付けた場合と付けない場合で焙煎時間が大きく違います。
直火式の焙煎機の特徴は、じっくり豆の芯から火を入れて珈琲豆をローストするので、時間がかかりまが、この説明に当てはまる焙煎方法はフードを付けた場合です。
反対にフードを付けないと、焙煎時間が短くなります。
理由は、フードをして加熱すると焙煎機内部が水蒸気で蒸されるためですが、フライパンで厚めの肉や魚を焼くときに外側を焦がさないで内部も均一に焼くためにホイルや鍋蓋で覆うのと似ています。
本機にフードを付けて焙煎した時の時間や火力は、過去の焙煎履歴からのリンクに沢山の焙煎データがあるので参考にしてください。

焙煎中にカセットボンベが外れる。

気温が低い冬場は起こりにくいですが、気温が高くなってくると焙煎中に突然カセットボンベが外れるときがあります。

これは、カセットコンロに装着されたヒートパネルがカセットボンベを過剰に温めることでガスボンベ内のガス圧が高くなり過ぎたときに自動的にカセットボンベが外れるように安全装置が組み込まれているからです。

ちなみにカセットボンベが外れたときにボンベ本体に触るとかなり熱を持っていることが分かります。

そこで気温が高くなってきたら、カセットボンベが温まり過ぎないようにヒートパネルを外して対策します。

この方法であればカセットコンロの安全装置を生かしたまま運用できるので安全です。※ 絶対に安全装置を無効にしないで下さい。

メーカーはヒートパネルが装着された状態でテストをしているため、使いにくくなったり性能が落ちる場合が想定されます。例えば、私が使っているコンロは若干着火性が悪くなり、3回くらいツマミを回さないと点火しないときがあります。

そして当然ですが気化が促進されないので、火力が弱くなります。・・・そのため火力調整ツマミで火力を強めに調整します。

ヒートパネルの取り外しはカセットコンロの改造にあたり、メーカーが認めた使い方ではないので、ヒートパネルを外して使用するときには自己責任でお願いします。

ヒートパネルを装着したコンロ
ヒートパネルを装着したコンロ


ヒートパネルを外したコンロ
ヒートパネルを外したコンロ

※ このコンロはプラスネジ3本でヒートパネルを外せます。

焙煎中に回転ドラムと支柱の擦れる音がうるさい。

回転ドラムと支柱の擦れる音がうるさいときは、擦れる部分にサラダ油を塗布してください。
焙煎中に油を塗布するときは、以下の写真のように爪楊枝の先に油を付けて軽く触れるように油をつけます。
モーター側の支柱と回転ドラムの軸で音がする場合も同様です。

異音対策

リニューアルした「炉ばた大将 炙り屋」に火力調整メモリを振りたい。

焙煎用にお勧めしているイワタニのコンロ「炉ばた大将 炙り屋」がリニューアルして火力調整メモリが消えてしまいました。しかし火力を数値化して調整するにはメモリが必要です。
そこで、リニューアルした「炉ばた大将 炙り屋」にメモリを振る方法を説明します。
以下の写真がリニューアルした「炉ばた大将 炙り屋」ですが、火力調整メモリが振られていないことが分かります。
リニューアルした「炉ばた大将 炙り屋」

リニューアル前の旧炙り屋に分度器を当ててみました。
リニューアルした「炉ばた大将 炙り屋」

この分度器の角度を読むと、おおよそ最小火力の状態で40度、火力1で47度、火力2で56度、火力3で64度です。(1メモリあたり約8度の間隔)
上記の旧炙り屋のメモリを参考に新炙り屋にメモリを振るには、着火してから火力調整ツマミを戻して火が消える位置にテープを貼って印を付け、その位置を火力0とし、 次に火力0の位置から約8度火力調整ツマミを回したところが火力1、同様に8度回して火力2、さらに8度回して火力3というようにテープを貼っていけば、旧炙り屋と同等の間隔で新炙り屋にメモリを振ることが出来ます。
私は赤のビニールテープに油性の黒マジックで矢印を書いていますが、同様の方法でテープにメモリを記載すれば良いと思います。
※ 上記方法はリニューアル前の旧炙り屋と同様の間隔でメモリを振る方法ですが、独自の間隔で振っていただいても結構です。

自作した焙煎機の蓋の径が小さかったため、焙煎中に外れてしまう。

径が少し小さいのであれば、隙間に爪楊枝を折って挟み込みます。

蓋の脱落対策

ベアリング付きの支柱でベアリングから発生する音が大きくなった。

ベアリングと接触する回転ドラムの開口部が汚れていると音が大きくなります。
珈琲焙煎を行なう前または後で汚れを拭きとってください。
蓋の脱落対策

また、こびり付いた汚れは800番くらいの耐水ペーパーで擦ると綺麗に汚れを落とすことが出来ます。
蓋の脱落対策

 


・・・このページは、順次追加していきます。