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蒸らしの焙煎

左記「珈琲焙煎機サブメニュー」の「ダンパー実装して焙煎」をベースにさらに一歩進んだ焙煎方法になります。
私はこの珈琲焙煎機で一番美味しく焙煎できる方法だと考えています。・・・絶対にお勧め!



回転ドラムをフードやフタで覆って珈琲を焙煎します。
回転ドラムを覆うことにより、珈琲豆から蒸発する水蒸気が回転ドラム内に充満して珈琲豆が蒸されます。
水蒸気が充満するため、回転ドラム内の温度が上がり難くなり、通常の珈琲焙煎より火力を強くする必要があります。
また、1ハゼ以降にダンパーを開いて火力を落として2ハゼを待ちますが、上記のとおり火力が強いため温度が落ち難い傾向があります。
そこで、ダンパーを極端に開いて火力を落とし過ぎると回転ドラム内の温度が下がり過ぎて2ハゼが来ないことがあるため、適切な温度に温度計で管理します。
ダイナミックな火力コントロールとダンパーの調整が必要になるため、温度計が必須です。

珈琲焙煎機の準備

回転ドラムの開口部にフタをして回転ドラム内を蒸らす焙煎です。
そのため、珈琲焙煎機全体を覆うフードとダンパーが必要になります。
また、温度管理が必須なので、温度計も必要です。
蒸らしの珈琲焙煎
※ フードやダンパーの詳細は、「ダンパー実装して焙煎」や「ダンパーとフードの紹介」を参照してください。

焙煎機のフタ

ダウンロードボタン  図面(jpeg形式)がダウンロードできます。

フタの作成方法を説明します。
1.天ぷらガードをハサミやカッターナイフで切り抜きます。
  ※ 折り代(項番6)に注意
切り出した部品

2.長方形の部品を真中で2つ折にします。
2つ折にします。

3.2つ折にした長方形の部品を回転ドラムの開口部に丸めて入れて大きさを調整します。
※ キツメにすると抜け難い
現物に合わせます。

4.重なったところをホッチキスで止めて円筒を作ります。
ホッチキスで固定します。

5.円形部品を写真のように加工します。
※1 中心の円はカッターナイフで切り抜く方法をお勧めします。
※2 穴を補強する時は下に記載した「中心穴の補強の方法」を参考にしてください。・・・ササクレ防止のためであり、必須ではありません。
円形部品の加工

6.円筒部品に円形部品を被せ、写真のように折り曲げます。
  ※ 折り代を1.5cmにしていますが、ホッチキスにより不足する場合は長めにしてください。
円形部品の被せます。

7.円筒と円形部品の折り返し部分をホッチキスで止めます。
ホッチキスで固定します。

8.これで完成です。
フタの完成


中心穴の補強の方法
ハトメを使って温度計のプローブを通す中心穴を補強できます。
用意するものはハトメと工具、ダイソーで合計210円でした。
10mmと8mmのハトメが有り、小さい方が密閉性が高まるかな?と考えて8mmのハトメを買ってきましたが、どちらの大きさでも問題ないと思います。
フタに開ける穴はハトメの大きさに合わせて開けてください。
ハトメと工具

ハトメでフタのパーツを挟んで金槌で叩きます。
ハトメのかしめ方

このように中心穴にハトメを取り付けます。
補強したフタの穴

完成です。
完成

蒸らし焙煎の方法

焙煎作業

1.珈琲焙煎を開始します。
  回転ドラムに珈琲豆を入れ、回転ドラムにフタをし、ダンパーは完全に閉じてコンロに着火して珈琲焙煎を開始します、
  ※ 開始時の火力はフタをしない時に比較して強くなります。
珈琲焙煎の開始

2.温度が高くなり、やがて1ハゼが始まります
  2.1 珈琲豆の量によりますが焙煎開始から10分〜12分後に回転ドラム内の温度が約200度程度に
     なるので、火力を強くします。
  2.2 さらに温度が上昇して225度になったときに火力を弱くして温度の上昇スピードを遅くし
     ます。
     これは最高温度付近で1ハゼを待ち続けるより、温度が上昇するスピードを緩くして最高
     温度に達したときに1ハゼが来るように時間調整した方が口当たりの優しい珈琲になるか
     らです。
     ※ 珈琲を飲んだ時の喉の奥のヒリツキ感やエグミが少なくなります。もし深く焙煎
       していないのにこのように感じられるのであれば、温度が高い、または火力が
       強い等の原因が考えられます。
  
2.3 235度になったら、それ以上温度が上がらないように、さらに火力を弱くします。
  
2.4 やがて1ハゼが始まりますが、何もしないでそのままにしておきます。
     すると、パチパチと活発になってくるので、火力を弱めてフタを外してダンパーを開けます。
           
3.焙煎者の好みで焙煎度合を決定します。
  3.1 温度が下がりながら、1ハゼが1〜2分継続し、やがて終了します。
     その後、珈琲豆の色を見ながら、どこまで焙煎するのかを判断します。

※ 焙煎中に回転ドラムとそれを支える支柱の間で擦れる音が煩いときは爪楊枝にサラダ油を付けて塗布すると静かになります。

2015.10.05 温度や時間に関する上記の説明を若干変更しました。

 温度の下限値の調整
 1ハゼ終了後の温度は、目安として210度〜225度になるように火力を調整します。
 温度を低めに調整すると、個性が抑えられるけど、飲みやすい傾向 → 万人向き
 温度を高めに調整すると、匂い・コクも増すけど、エグミも増す傾向 → 珈琲通向き
 少し火力を変えただけで、珈琲の出来上がりが微妙に違ってきます。
 珈琲の味や香りが「ちょっと違う」と思っていたちょっとの部分が、きっと見つかります。
     

フタを外します。

4.焙煎の終了した珈琲豆をすぐに冷まします。
冷ました珈琲豆

焙煎データ
焙煎日時:2013年2月17日
珈琲豆:コロンビア クレオパトラSP 100g

下に掲載した焙煎ビデオのデータです。

経過時間 温度(度) 火力 ダンパー メモ
0分 23 1.7 0% 豆は初めから投入
1分 67      
2分 92      
3分 110      
4分 123  
5分 136      
6分 147      
7分 159      
8分 170      
9分 182      
10分 192
11分 202    
12分 212 1.7→2.4
2.4→1.2
  12分ジャストに火力を2.4に上げた。
225度で火力を1.2に下げた。
13分 229 1.2→0.1 235度で火力0.1に下げた。
13分47秒で1ハゼが来た。
14分 236 最弱 50%  1ハゼが活発になってからフタを外してダンパーを50%に変更した。
15分 219     15分23秒で1ハゼ終了
16分 207     200度を維持するために火力を微調整した。
17分 202     17分30秒で焙煎終了

焙煎作業

珈琲を焙煎しているところを撮影しました。ご覧になるときは左下の再生ボタンを押してください。
※ 試作段階での焙煎機なので、製品版と若干仕様が違います。
※ ビデオが見れないときは、Adbe Flash Playerをインストールしてください。
   adbe flash player ダウンロードはこちら

※1 試作段階での焙煎機なので、製品版と若干仕様が違います。
※2 ビデオを撮り直したので再掲載しました。(2013/2/17)


ローストした珈琲豆

※ この焙煎ビデオで実際に焼き上がった珈琲豆